そのドアを開けたらゾンビがいる

わかっているんだけどねぇ〜☆

ポイ練習記:9日目・第1部

今回はネックラップをテーマに練習に入りました。前回前々回からの継続した練習。

ただ、このネックラップをやるのに2つの壁がありました。

1つ目の壁は、体のサイドで前を向いた状態でのヒップミル・ショルダーミルというウェストラップ・ネックラップをやるにあたる基本の動き。体の前後に壁を作る様にポイを回す、というのがなっかなかできない。斜めになっちゃって体のどこかしらに当たって失敗してしまいます。

とは言っても、ちょっと先に進みたいな、という気持ちがあったので、横を向いて、割と普通の2ビートウィーブとかの練習に近い感じだけど、本当はこれサイドなのよね、的な気持ちで強引に進めることにします。

 

ウェストラップで体の左側に来たポイを上に上げてネックラップの準備態勢にまでいく、ということをやる為には、ウェストラップで右から左に行く時(前回の練習ね)と同じように3ビートウィーブを一旦かまします。

ここで難しいのは、体の左でヒップミルをやっている時は、いわゆる後ろ回しの回転をしていて、その後ろ回しの2ビートウィーブをやりながら3ビートに行くというのが一番近い動きなんですが、前に練習した後ろ回しの時と手が上下逆に交差してるため、3ビートウィーブに入れない。

ただ、手の交差の上下が逆になっただけなのに、ここで2つ目の壁。

 

考えてみると、普通の2ビートウィーブとかも、手の入りを左右逆にするだけで、ものすごく不安定になります。それに、最近やっているウェストラップって、普通の2ビートウィーブから後ろ回しになるようにターンして、さらに後ろ回しの2ビートウィーブから大きく回しながらの前回しへのターン、というのも同じような動きだな、と思って、ここで方針を変えました。

 

・2ビートウィーブからのターンの練習
・今までやったものの、手の入り逆バージョンの練習

 

まずは、前回しで右手から先に入る(右手が下に交差する)2ビートウィーブから後ろへのターンの練習。これは今までのウェストラップと逆の動きになりますが、交差した下の右手を上にかぶせる時に右ターンしてそのまま後ろ回しの2ビートウィーブに入ります。

後ろ回しの2ビートウィーブからは左手から先に抜けて行くように左ターンをしながら大回しで前に向いて2ビートに入る。これで、

右手下の前2ビート→3ビートをかませて右にターン→右手上の後ろ2ビート
→大回しで左にターン→右手下の前2ビート

という一連の動作が出来ました。 

2ビートウィーブのターンは基本的に行って帰って来る(右にターンして後ろを向き、左にターンして前を向く)、という感じなのですが、1周するには後ろ回しの時に一度3ビートウィーブをかませて後ろ回しの2ビートウィーブの腕を上下逆交差にしてそのまま大回しで今度は右にターンすると、前回しの2ビートウィーブに入れました。

右手下の前2ビート→3ビートをかませて右にターン→右手上の後ろ2ビート
→そのまま3ビートを1回かまして右手下の後ろ2ビート→大回しで右にターン
→右手上の前2ビート

せっかくなのでついでに、後ろ回しの時に左右の手を交互からそろえた後ろ回しにして、そこからもう一度右にターンしながらウィンドミルに入り、ウィンドミルから抜けて前回しに入るというターンの別バージョンも作ってみました。

右手下の前2ビート→3ビートをかませて右にターン→右手上の後ろ2ビート
→右にターンしながら途中で体は止めウィンドミル
→ウィンドミルから2ビートウィーブに抜けながら右にターン→右手下の前2ビート

 

とりあえず、1周ターンを繋いで回ることができるようになったので、もうひとつの課題、手の入り逆バージョンの練習もします。

逆バージョン、と言っても、いつも2ビートウィーブや3ビートウィーブをやる時にはかならず右手から先に入って、右手から先に抜いていたので、どっちからでも出入り出来るように、というバランスをとる為の練習です。

たぶん、どんなものでもそうですが、左右なれた方を逆に変えるだけでバランスは凄く崩れちゃうもので、基本的な2ビートウィーブでさえ、とても無駄な力が入り、回転もおおざっぱな感じになります。ここはとにかく、慣れている側で覚えている感触を逆側で再現する事に集中。力の入れかた抜きかたをいろいろ工夫しながら、左右のバランスをなるべく近くして行く。

例えば、さっきの2ビートウィーブからの行って帰ってくるターンを逆でやると、限りなくウェストラップの練習していた動きになるし、ターンの方向を逆にするのだって3ビートウィーブで出たいタイミングで出れるようになると、手も入れ替えられて逆側にターン出来るようになります。

前回しの2ビートウィーブや3ビートウィーブへの入りかたはまだいいんですが、後ろ回しはかなりわかりづらい。それでもちょっと時間をかけてはじめの1段を上ってあげると、すすすっと進んで行きます。ウィーブの動きは入ってしまえばほぼ同じなのでじっくり左右の入りかたの違いを自分で感じながら、なんとかできるようになりました。

こういう地味な練習をしているときは、やっぱり重要なのは音楽。今日はススム・ヨコタの『Triple Time Dance』を聴きながら、黙々と回していました。結構アシッドな音なので、こういう練習には向いているかも。

 

この練習のおかげで、ターンの方向はとりあえずコントロールできるようになりました。ウィンドミルだけ逆の入りかたの練習はしていませんが、これはちょっと難易度が高いので、もうちょっと先に送ります。

今回の練習は、ここまで。このあとネックラップ、新しい名前の無い(しらない)動きを、ブレイクを入れた第2部で練習しました。

つづく。

 

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