そのドアを開けたらゾンビがいる

わかっているんだけどねぇ〜☆

"Dead Pixel 03"(仮)というパーティーでDJをすることになりました。

booth.jpg珍しく告知です。

"Dead Pixel 03"(仮)というパーティーでDJをすることになりました。「パーティー」というくくりで人様の前でDJさせていただくのは、たぶん7年ぶりくらいです。(右の写真もその頃あたりのものです。)

詳細はです。

どんなパーティーなのかも含め、オーガナイザーのnくんの文章が一番伝わりやすいと思ったので、本人に了解を取り、まるまる引用したいと思います。

パーティー名:
なし。仮題"Dead Pixel 03"
日付:
2009年1月25日
時間:
17:30 - 23:30
場所: Acid Panda Cafe
http://www.acidpanda.com/cafe/
入場料:
無料、ただし入ったらまず一杯なんか買って下さい。
(あとは募金とかカンパ的な箱にお金とか入れてくれる人はウェルカム)
DJ
n
http://www.leetiger.com/
dubstronica
http://www.dubstronica.com/
Sandals (Makoto Ohashi&Bradly Scott)
http://abzorbed.com/
Takaoka
http://takaoka.tumblr.com/

Guest DJ:Beta Panama
http://editredit.blog43.fc2.com/

Live: Idiot Pop a.k.a s.a.k.e
http://www.myspace.com/u2head
http://www.myspace.com/gummy007
http://www.myspace.com/sakeaskosukefuchigami

なんでこんなことをやるのか(前に書いたのとは違うバージョン):

仮題にもなってるけど、もう2回くらいやった"Dead Pixel"というパーティーのタイトルは、液晶のドット欠けを意味する単語が由来。なんでこんな単語を選んだのかというと、別にひねくれ癖とかテクノっぽさは関係なくて、"Dead Pixel"をやろうと思い立った最大の理由であるs.a.k.e.(Idiot Pop)君の魅力がまさにそんな感じだからだ。曲にどこか妙な歪みがあって、そして本人も妙に壊れている。つまり、決して周りと同じように光っているドットではないのだ。
僕が下北沢のとあるクラブで最初に彼のライブを見たとき、泥酔したうえにとっても非クラブ的なマイクアピールをかまして、僕ら以外の客をドン引きさせていた。"Dead Pixel"の2回目だかでは、自分で組んできたセットにコンプかなんかをかけすぎて音が歪んでおり、店員さんに理由を発見してもらったと思いきやその修正にかかるのではなく、普通に荒れていた。

「いいから解決する方法をライブの時間までに考えろ」と言ったのはいい思い出だ。そんな彼もアルバムを出すという。ならば、もう一度あんな感じのものをやろう。決してダメなんじゃなくて、ただ周りと同じく光るんではなく、テクノのフォーマットにのっていながら、エクスペリメンタルでもないのに自分のやり方・サウンドをブチかます彼のライブをみんなに見せよう。

それならばもう一度Dead Pixel的なことをしよう。過去、なんとなく僕が聞きたかった人々にプレイしてもらってきた。今は誰を聞きたいだろうか?

まずは最初にパーティーをやろうぜと言ったdubstronicaだ。blogを見ていると昔よりなんか変わった感じも一瞬したが、DJを聞いたらやっぱり強烈に変だった。僕は自分が世界で最悪のDJと思うのと同時に世界でDJ Hellを除いて自分にとって最高のDJだと思っているが、彼と争おうとは思わない。別の山のチャンピオンだ。だから彼にやってもらおう。
次にサンダルズ。説明するならミニマルテクノをやっているとしか言えないが、ベースや長年の経験が影響しているのか、どこか変だ。そしてブラッドは酒を飲む、泥酔する、プレイがよくなかったと嘆くという展開を必ずかます天才だ。もちろん、ハタから聞いているぶんには完成度が高いのに勝手に凹むのである。ならば郡山からブラッドも呼んで、彼らにもやってもらおう。
そしてTakaoka。吉祥寺で変なパーティーをやる人がいるなと思って、金がないので自転車を一時間以上こいでかけつけると、(変なのを売りにしていないのにどこか自由な)妙に変わった、でも最高なパーティーをやっていた。ブーティーハウスで有名だったのに、今の音は違うんだとか。なら、また聞きたい。

そして、「日本にゲットーはなかったがネットはあった」とDJやけのはらにいわしめた、郊外からの刺客、Beta Panamaを聞きたいのにずっとかけつけられない。ならばやってもらえばいいんじゃないのか。やってもらおう。

そんなわけでこんなことをやろうと思った。もちろん、こんな話は個人的なセレクトをどうしたかというだけの話であって、伝えるべきことではない。告知をしようと思ったらなんかそれっぽいのを書いておかなきゃいけないんだろ?と思って書いてみただけなのだ(あと会社にまだいるのに仕事をする気がまったく起きないからだ)。 前に書いたようにうざったい平日の前にみなさんテキトーに日曜日をすごしゃあいいんである。もちろん、そこに流れる音がスカしたもんじゃない、その演者のぬぐいきれない体臭のようなものをまとった、妙で楽しい音楽であることは保証する。

これに至るまでの諸々を話し出すとちょっと長くなりそうだし、参加するDJやアーティストのことを書き出しても同様なので、ここでは割愛させていただきますが、基本的に入場料は無料というイベント(カンパにご協力いただけると非常に助かります)で、こんなメンツ(もちろんボクは除きます)が揃うのはちょっとすごいな、と今からワクワクしています。

いろんな方々にお会い出来たら嬉しいな、と思っています。お誘い合わせの上、遊びにいらしてください。


タイムテーブルが決まりましたので、掲載させていただきます。