『Takeru Ishikawaさんにインタビューしました その2』の続編です。
イシカワさんにとっていろいろなことが重なった転機に『Usual』のリリースのタイミングが合ったようですが、アルバムを出す、ということについて、もうすこし訊いてみました。
拝:今回アルバムを作る動機になったのは、曲がたまってきたから?それとも何か別の理由が?
イ:アルバムを作るというよりも、音楽配信をしたかったっていうのが先ですかね。
拝「アウトプットをすること」が動機。
イ:それもありますね。あと単純に、マネタイズしたかっただけですかね。梅田望夫本で、フルタイムミュージシャンの話が出てていいな!って思って。
"ウェブ時代をゆく ─いかに働き、いかに学ぶか (ちくま新書 687)" (梅田 望夫)
拝:純粋に、好きなことと生活を結びつけたい、と。
イ:趣味と実益を兼ねた職につくと、中学の卒業文集に書きました(笑)あと去年にPropellerheadsのセミナーかなんかで、iTunesデビューする方法を聞いてたのと、ヤスヒサさんのポッドキャストでTuneCore紹介されてたのでサンレコの記事にも一人レーベルやるためのサービスの特集とかしてて、やれそうかなーと思って、ちょっと実験的な意味でもやってみたいなというのがあって。実際、ググってもそんなに情報がなくて、でも、やってる人は結構いるんですけどね。
拝:今回はついコンもあったり、会社を辞めたり、いろいろなタイミングが偶然合った。
イ:そうですね、音楽やりたいから辞めたわけですし、やらないでどうするの?という感じだったので。
拝:じゃあ、やらなきゃ行けない方向に、追いつめた、と。
イ:そうですねー、追いつめられないとやらないタイプですから(笑)
次回最終回です。
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