対象:肌のケアなんてオレには関係ないな、と思っている男性
習慣がないというのはなかなかやっかいなもので、そんなことも知らないの!?ということが生活において多分にあると思う。
その代表的なものの一つに肌のケアというのがあった。
もともと肌が弱いというわけでは無い(肌トラブルは少ない方だ)と思うので、その点においては親に感謝としか言いようがないが、冬の乾燥だけは昔からやっかいなものだった。
風呂上がりなど顔がカサついて粉っぽくなるので、クリームを塗るなどのケアが好ましいのだが、やれやれそれが面倒くさい。面倒くさいから続かない。塗った方が心地が良い事は分かっているのだが、面倒くささが勝ってしまう。乾燥も放っておけばある程度気にならない状態になるのもよくないのだが、そうやって生活の隅に追いやってきた。
歳をとることのメリットの一つに、こういった今までなんとかなったことがいよいよなんともならなくなってくることがあると思う。メリットじゃないと言えばまさにその通りなのだが、必要にかられることはある種メリットではないか?と思うので、私はメリットだと捉えている。
肌の話に戻るが、冬場の乾燥によって身体が痒くなることをいよいの無視できなくなってきて、どうしたものかと最近は付け焼き刃でニベア青缶を塗ってしのごうとしていたのだが、これけっこう面倒くさいですよね。習慣としたクリームを塗ることが日常にあればよいのだが、肌が荒れても放っておくという野蛮なやり過ごし方をしてきたのでなかなか習慣付かない。クリームを塗った後しばらく手がクリームっぽいのもなんか躊躇してしまう。そこがいいんだろうけれど。
そんなもんだから化粧水なんてものは自分に関係がないものだと思っていて、乾燥するから使ってみればいいじゃないと言われてもなかなかピンとくることはなかったのだが、面倒くささとは大したもので、より面倒くさくないものなら取り入れてみようか?という気にさせる。
ネットでしばらく調べてみて、おそらく性能にはそれほど大きな差は無さそうなこととたっぷりとつけるのが良さそうなことを知り、スプレーで身体に吹き付けて伸ばせば楽そうだな、というイメージがようやく頭にもしっくり来て、無印良品の400mlの化粧水とそれに取り付けられるスプレーヘッドを買った。合計でも1,000円ちょい。
風呂上がり、さっと身体を拭いてスプレーで化粧水を全身に吹き付ける。脱衣所にスプレーを置いておけば吹き付けるまでの面倒くささのハードルはかなり下がる。少なくともニベア青缶を取り出して蓋をあけて手にとって塗ると行為よりは個人的にはスプレーのキャップを取ってとりあえず身体に吹き付けてしまうことの方が面倒くさがらずにやれている。一度吹き付けてしまえば後は伸ばすだけだし、そこまでいけば足りないところに追加したりなどは気楽なものだ。
なによりこれが習慣になりつつあり、さらに化粧水を使うようになってからの肌の状態が良いので、言ってよ〜というテンションですよ。