もうそろそろ梅雨のジメジメした季節がやってきそうなので、その嫌な感じをほんの少し快適にしてみようというお話です。
ふだん、「これは自分の日常には無いだろうな」と知らず知らずのうちに思っていることがあります。日常にないからこそ、たまにだからこそ嬉しい・楽しい、みたいなありがたさ。
夢の国的な発想は特に嫌いではありませんが、「なんで日常にないんだろう?あったらどうなるんだろう?」という疑問がふと頭をよぎりました。
それをやってみようというお話しです。
おもてなし
基本、自分が相手に、あるいは相手が自分にしてくれるものですが、これ自分で自分にしちゃっていいんじゃないの?そんな感覚を一番明確にあらわすなぁ、と思ったのが「おしぼり」です。
外で食事なんかすればたいてい出てきますよね、おしぼり。梅雨のこんな時期であれば、うっすらと湿気とともにまとわりついた汗をスッキリ拭き取りたいけれど人目が気になってなかなか出来ない、そんな葛藤もあるでしょう。
ならば、家でやろう!
雰囲気を出す
何事もプロデュースというのはとても大事で今回も例外ではない。
外でおしぼりが出てくるその感じから再現しないと意味が無いので、おしぼり置きを用意しましょう。
これが用意できれば、もうほぼ達成ですよ。
あとはおしぼりに手頃なタオルなどを用意して(これは白で模様とかマークっぽいものが入っていないもの必須!)、濡らしてレンジで温めるだけですが、せっかくおもてなしなのでちょっとしたエッセンスを加えましょう。
私はハッカ油のスプレーでタオルの折りたたんだ時の内側にこれをプシュっと半吹きくらいします。
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たまに、美容院などでシャンプー終わりに渡されるおしぼりにちょっと良い香りがついてたりすると、渡してくれたオンナノコのことを好きになっちゃうんじゃないかと思う時あるんですが、そういう心の揺れみたいなものも忍ばせましょう。
レンジで温めたおしぼりはちゃんとロール状にまるめて、出来れば「いらっしゃ〜い」なんて言いながらおしぼりを出してください。この辺は一人二役なので「おっ、どうもどうも」なんて言いながらおもむろにおしぼりを手に取り、「(壁に貼ってあるメニューを観ながら)今日も疲れたなぁ〜」というテイで遠慮無く顔を拭きましょう。
スッゲー気持ちいい…
こうして、「おしぼり」は完全に日常に溶け込みました。決め手はおしぼり置きでしたね。
その気になれば、来客時におしぼりを出してあげることも可能ですので、一挙両得です。
以上、ここからの再掲でした。