本題とは全く関係ないですが、『シェフのテーブル』というNetflixのオリジナル・ドキュメンタリーが面白いんです。料理のドキュメンタリーという感じではなく、あくまでも「シェフ」のドキュメンタリーという感じで、観る前の想像を良い意味で斜めに越えてくれていて、まだ観てない人は是非という感じです。はじめの二話くらいまで観ると「あぁ、そんな感じで各々の特徴を取り扱っていくのか!」とシェフが変わればエピソードの雰囲気もかわり、このシリーズの感触がわかってハマります。
2017年2月の特に気に入ったアルバム
一聴して良さがグググッと迫ってくるアルバム。Samphaについては事前情報はほぼゼロに、その後もWebでチラッと関連記事を読んだくらいの情報しか入れていないのですが、それでもなんというか、背筋がピンとする内容で立て続けに数回通して聴いてしまう腕力があるアルバムだなと思いました。
オスカー作品賞は残念でしたが、ライアン・ゴズリングとエマ・ストーンのカップルがイチャイチャするシーンがまた観れた点、入門編としても最適で今昔問わずミュージカル映画に対してウキウキするようにしてくれたという点でやはりスゴく好きな映画です。その初動のテンションは先日シタタメましたが、歌入りのこれだけでなくスコアの方も最高!おかげで今月はミュージカル映画をけっこう観ました。
そのうちの一つ、Huluで『West Side Story』を今更ながらに観てその良さにニヤニヤしながらはじめは同サントラを聴いていたのですが、ピアニストのオスカー・ピーターソンがこんなアルバムを出してるとApple Music内で知り聴いてみたところ大正解!おもわず同じ曲をサントラと交互に並べたプレイリストを作り何度も聴き比べてしまいました。個人的には映画鑑賞後の余韻を味わうためなら、サントラよりも最適だと思っていて、「あぁ、良かったなぁ〜」という映画の雰囲気を咀嚼する気持ちがガッチリとシンクロする素晴らしい演奏で余計にニヤニヤしてしまいます。
黒田卓也さんが参加しているバンドが報道ステーションのテーマ曲をやっているというのは情報として目にしたことがあって、恥ずかしながらそのバンドとごっちゃになっていました。耳に対する心地よさという点では一番リピート度が高く(もちろんそれがすべての良さの指標ではないですが)、今月は聴くものに迷った時はたいていこれを聴いていました。安心感がスゴいんです。で、ごっちゃになっていたJ-Squadもその後気に入ってこのメガプテラスと同じくらいリピートしています。報ステで流れているものを聴く前に聴けたのでテレビ番組主題歌という先入観が無く聴けたのも個人的には嬉しいです。
ジャズに関しては、ここ数年は聴いている時間が一番長いジャンルではあるのですが、いつまでたってもこの世界に関しては無知だなと感じてしまうジャンルでもあるので、羅針盤としてたまに名盤と呼ばれるものが聴きたくなります。今月はピアノの名盤をいくつか聴いていてリピートが多かったのがこれ。そしてこのアルバムもやはり朝枠でよく聴いています。朝は特にジャズを聴くことが多い理由を自分でもまだ掴み損ねています。
また来月。