2007年も今日で終わりです。今年は、例年以上に色々な人に出会えた1年で、多くの人にお世話になった1年だったと思います。
が、やはり〆はfor 自分。今年も1年、なんか頑張った、ということでご褒美にVCM-100を買っちゃいましたよ!ありがとう、自分!2007年最高!
VCM-100ってなんだよ?という人もいると思いますから、簡単に言いますと、MacとかPCでDJするためのUSBのMIDI Controllerです。
実際にMixするためにはMix用のソフトウェアが必要ですが、VCM-100には「TRAKTOR LE」というDJソフトウェアがバンドルされていますので、あとはmp3みたいな音源があればDJできる環境はだいたい整います。
僕も友人がPCでのMix環境をだいぶ前から構築していて気にはなっていたんですが、それまで使ってたマシンではDJしようなどという気にはなれなかったんですが、MacBookを買ったことですし、止めるものはなにもない。
29日の深夜に猛烈な勢いで注文しました。年内の配達は無理かな、とあきらめていたんですが、30日に出荷メールが来たので、もういてもたってもいられませんでした。
そして、今日、大晦日の午前中だというのに、普段なら絶対起きない休日の午前の宅急便の人の押すドアベルにも、ダウンから立ち上がる武藤敬二のごとく飛び起き、荷物をゲット&オープン。シャイニング・設置(とりいそぎヴァージョン)。それがこんな感じです。
イーーーーーェス!MacBookがターンテーブルでミキサーで、という環境が早くも完成。
モニターに映っているのが「TRAKTOR LE」です。ミキサー右下にはモニター用のヘッドフォンが刺さってます。
このVCM-100はオーディオI/Oがついているのが兄弟機種の VCI-100と大きく違うところ。コンパクトさと手軽さを優先してこれにしましたが、JOGホイールとかは付いていません。それぞれのボリュームも縦フェーダーではなく、ロータリーフェーダーです。
これは好みが別れるところでしょうが、僕は普通のミキサーとターンテーブルがすでにあるので、Macで手軽にDJする、という点を優先しました。
しかし!プラグアンドプレイ!とおもってたら、モニタリングしてるヘッドフォンから音が出ない!と焦っていましたが、なんのことはない、サウンド出力先をVCM-100にかえてなかっただけでした。
こんな感じで設定をかえてあげたらちゃんとモニタリングもばっちし。
操作性としては、CDJをいじったことがある人なら、ほとんど違和感ないんじゃないかな?と思うくらいスムーズに入って行けます。
CUEの仕方とかがCDJみたいな感じでボタンで頭に行ってくれるのでアナログ派の僕からしたら、えらい楽です。CUEの時の頭をアタックにぴったり合わせたいときにJOGホイールがないので、マウスで微調整しなきゃいけないという点になれちゃえば、楽ですね、これは。
ピッチのずれの微調整にJOGホイールみたいなのでちょんちょん回転をすすめて調整することはできないので、これはもう割り切るしかない。
当然、スクラッチ的な操作も無理です。そこはこの本体を観た時にある程度わかっていたので、もう納得済み。
しばらく、マニュアルとかを見ずにいじってたんですが、曲をミックスする時にあとから入れる曲側の「sync」ボタンを押すと、自動でいい感じにピッチまで合わせてくれてました。なんか、こんな楽しちゃって良いの?っておもいます。
ソフトの性能に合わせたコントローラーなので、えらいのはソフトウェアの「TRAKTOR LE」側なんですが、やっぱり手でそれを直感的にコントロールできるコントローラーの存在はでかい!クロスフェーダーも個人的には好きな固さだし、ピッチコントローラーの固さもよし。何より、これはデザインがかっこいい!
「TRAKTOR LE」側でプレイリスト作ったりも出来るみたいだし、いろいろ出来るみたいですが、とにかく直感的にいじれるのが好きなのでいじりながら必要に応じて機能を探して行こうと思います。
と、いうことで2007年の「拝むように弾いてくれ」最後のエントリーです。皆さん、よいお年を!来年も「拝むように弾いてくれ」を宜しくお願い致します。