2000年頃、ボクは当時盛り上がっていたエレクトロニカの波にどっぷりと飲まれたのですが、その中でも大好きなレーベルは、わりとフォーキーというかオモチャっぽい音(トイトロニカ?)、水の中にいるような音をやっていた『karaoke kalk』『morr music』(どちらもドイツ)『active suspension』(フランス)などでした。
その頃のリリースはどれも良盤確実で、今はなきシスコ・アルタ店に行ったらまずレーベル名でチェックは必須でした。
その頃の音源は、DJで使っていたので、だいたいレコードで買っていましたが、最近iTunes Storeなどで販売していることを知って、少しずつ買いなおしています。
ポップさとホンワカさがタマらないトラックを連発していたkaraoke kalkからリリースされたfumbleというアーティストの『melo』というアルバム(ミニアルバム)。
これはもう、ジャケ買いに近いもので、このキリンさんジャケットに惹かれて手に取り、試聴をしてみたところ、さらにグッと来た名盤。
iTunes Storeで探してみると、fumble名義のものは同名タイトルの『fumble』
しかヒットしない。
このアルバムも素晴らしい。イラストがいい感じです。『melo』に勝るとも劣らない。
で、『melo』なんですが、扱いがないのか、と残念に思っていたら、なんとこのアルバム、登録情報が間違っていた!
アーティスト名:Fumble
アルバム名:Melo
であるところが、
アーティスト名:Melo
アルバム名:Fumble - EP
となっていた…逆です!逆!
しかも、1曲ずつであれば買えるのですが、なぜかアルバムで買おうとするとエラーが出る。
「ご希望のアイテムは、現在日本語のStoreではご利用いただけません。」
仕方なく、1曲ずつであれば、買えるので1曲ずつ買いました。
特に1曲目の『Chip』はDJの時も良く使いました。
『fumble』『melo』どちらも良い作品なので、興味が有る方はiTunes Storeで試聴してみてください。
ちなみにfumbleはこの名義以外にも「kandis」「senking」という名義でも活動しており、senking名義では最近はraster-nortonからリリースしているようです。
どの名義も聴いてて心地良く、とても安心する。不穏な感じの音もあったりします。だいたいすべて暖かい音。
ヘッドフォンでじっくり聴くことをオススメします。
Kandis
これもなぜかアルバムでは買えないので1曲ずつ。
1.Radioplay - Airflow
(うまくリンクしない場合は、アーティスト検索「Kandis」で曲を探してみてください)
Senking
fumble
karaoke kalkのサイト