iTunes Store映画、鑑賞メモ#84、『ナイト&デイ(日本語吹替版)』です。
売り上げランキング: 28
レンタルで初見。
トム・クルーズとキャメロン・ディアス主演のアクション・コメディー。まさにアクションとコメディー。
いやいやそれはないだろーwと思わせるくらい想像力を突き抜けようとするアクション・シーンは良かった。ありえないんだけど、理論上は可能だよね?という中二病的なコメントをしたくなるアクション(おそらく理論上すらありえない)。
ボクはトム・クルーズわりと好きなんですが、そうなったキッカケは2つあって、ひとつは『カクテル』のジャグリング(?)のシーン。
これは単にジャグリングが凄かったし、当時も話題になったと思う。あのシーンを観てカッコイイなー、と。ただこれはトム・クルーズに対する評価ではなくジャグリングに向けてのものに近い。
もうひとつは『マグノリア』での性のカリスマ役。これはもう見事だった。
なんというか、アタマの悪い、どーしようもない、自信たっぷりなおバカさんみたいなのを好演していて、いわゆるハリウッド・スターから1本ずらしたキャラを演じるトム・クルーズの底力をまざまざと見せつけられた。
まとめると、トム・クルーズは、誰が観てもスゲーと思うアクションをやり、キャラは「実はみんながそう思っているダサいトム・クルーズ像」みたいな演じ方をすると強烈に輝くと思っている。
そういう点で、今回のキャラは若干3枚目が入っていて良い線だと思った。もっと徹底しても良いのでは、とすら思った。
他にこの路線を演じるのが上手いのはピアース・ブロスナン、『特攻野郎Aチーム』のブラッドレイ・クーパーなどがいる。
日本だと断然織田裕二の決断に期待したい。