ハロー、ダメ息子です。
今年は10年代のスタートということで、ほんの少しだけスタートダッシュをかけるべく、母親の誕生日にテレビをプレゼントしてみたご報告です。
日頃心配をかけまくっているボクの両親は、家にある何台かのテレビがすべて10年クラスのアナログテレビで、昔ボクが使っていたテレビデオなどがかなりブラウン管がおかしくなりながらもロングライフデザインよろしく現役で活躍(テレビ部のみ)していたり、DVD視聴環境はパソコン(ネットとメール)をやりたいという母親のためにコレで十分だろう、とボクが選んで買わせたEeePCに外付けで使っているDVDドライブのみでDVDを観るという事が生活に結びついていないという、非常に昭和なスタイルで生活しています。
正月に母親と話したときに、そろそろ自分用に使っている19インチ程度のテレビデオを買い換えたい、という話を聞きました。
最近のものはなんだかよくわからないし、かつ地デジでなんか大変なことになってテレビが見れなくなる、という焦りからか、独自にリサーチしても「せっかく買うのに変なものを買ってはいけない」という電化製品とそれを使用する自分のリテラシーの距離感のわからなさから、電気屋さんのセールストークに乗せられて分不相応な超高性能テレビを買わされそうな雰囲気も感じました。
そんなこんなで、誕生日も近かったこともあり、滅多にそんなことしないんですが、たまには日頃の感謝なんかをと、内緒でテレビを買ってプレゼントしてみました。
買ったのはこちら。
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サイズ自体はもともと24ではちょっと大きくて入らないかも、というスペースに置くことが決まっていたので、迷わず19インチを。
画面はある程度角度がついても暗くならずに見えやすいに越したことはなく、機能はたくさんついていればついているに越したことはなく、値段は安ければ安いに越したことはないのですが、一番のポイントは、
質問させない
ということでした。
パソコンだろうとテレビだろうとDVDレコーダーだろうと、いくらそういうものに対して好奇心や興味をもっていても、勘が働かないと、なかなか自分が思っている以上に親の世代は不思議なところで悩んだりします。ボクは以前パソコンソフトのサポートセンターにいた経験から、本当にびっくりする質問を受けたりして、それをスゴく痛感した。
ボクの常識は常識ではないし、質問に対して「ボクの答え」を提示してもそれは「相手の世界にある答え」ではない場合がある。説明することが複雑になればなるほど、相手の生活圏内にあるキーワードを使って身近なものとして話をしないと、ぜんぜん伝わらない場合があります。
テレビはそこまでではないものの、買ってから設定したり、番組表やらなんやらの機能がいろいろあったり、そういうものがどんな混乱を招くか分からない。
そうすると、混乱する方も、質問される方も、お互いハッピーではありません。それでは困る。
その点、このテレビはわりと希望に近いコピーが並んでいました。
(気になるところを太字にしています。)
●レグザの高画質・高機能をコンパクトに凝縮したコンパクトモデル
●視聴環境に適応した自動映像調整機能「おまかせモード」搭載
●レグザと接続した外部機器をリモコンひとつで操作が可能な「レグザリンク」機能搭載
●高画質映像処理システム「新メタブレイン・プロ」
●チャンネル選局ボタンを1.3倍に拡大し、押しやすくなった「シンプルレグザリモコン」
●7チャンネル6時間表示で見やすい「レグザ番組表ファイン」
(Amazonの商品紹介より)
ここでの一番のポイントは「シンプルレグザリモコン」で ”チャンネル選局ボタンを1.3倍に拡大し、押しやすく” というところで、あぁ、もうコレだ、って思いました。
「文字が大きくて押しやすい」というだけのことを、それを求めている人に向けた1機能として訴求している時点で、かなり敷居が低い。
実際にリモコンはこんな感じ。
ボタンでかっ!
これで一安心です。
実際に届いたテレビは、母親が自分で設置してきちんと映るようにあっていたし、B-CASカードもちゃんと入れられてたし、そのあたりはテレビをつけたときに指示があったからそのとおりにしたそうです。(今は大体そうなのかな?)
と、いうことで、ボクが見に行ったときにはすでにこの状態でした。
最後はEeePCとの大きさ比べをしてみました。
たぶん、コレ以上でもコレ以下でもない、コレで十分なテレビだったと思います。
あらためて、誕生日おめでとう。長生きしてくださいな。
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