タイトルはそのものズバリ「Cajun Dance Party」というエントリーを書いてから、1年も行かないですが、10ヶ月くらい、待っていたアルバムがようやく登場です。たぶん、もう既に、これから嫌なほどプッシュされるであろうこのバンドは、それを抜きにしてもオススメしたくなるくらいに良い曲をかくバンドだと思います。
Warner Music Japan =music= (2008-04-23)
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純粋に良いと思えるが…
現在のUKシーンを担う新世代バンド!
シングルは今まで2本+アルバムリリース前に「The Race」を出しましたね。もちろんPVもあります。今回も青春っぽい。
Cajun Dance Party 'The Race'
このストラトの音の感じ、好きなんです。「The Next Untouchable」のイントロも聴いた瞬間、うへーってなりましたが、なんだろう、好きなんだよなぁ。特にボクはフロントピックアップ使いが好きなタイプです。
楽曲が良い、という以外にも、ギターの子がなんかすごい、とかボーカルの子の声が湿っぽくて良い(「Buttercups」でのボーカルはスゴク良い)とか、いろいろあるでしょうが、なんですかね、最近流行なんでしょうか、お人形さんみたいなかわいい紅一点がキーボードの前に突っ立って演奏するの。
こないだ観て来たThese New Puritansもそうでしたが、キーボードになんか育ちの良さそうな女の子が「もう、こんなことやりたくないんだけどな」って感じで仕方無さげにキーボードの前に立って、曲間なんかだと、バンドのメンバーとの明らかな温度差で、いつ次の曲が始まるかわからない不安からちょっときょどったりして、なんていうんですか、こういうのを萌えというんだろうか、なんて思ったりしました。
そして、Cajun Dance Partyではこの女の子、ヴィッキー・フルーンド (Vicky Freund)、ヴィッキーちゃんです。この子はThese New Puritansの子とはちょっと違います。
どうですか。なんか、バンドの実質的な主導権を握っていそうです。なぜなら、
このヴィッキーちゃんらしき女の子がジャケットに写っています。ジャケットのアートワークもかなり好きなんですが、もう、ボーイズ4人は言われるがままなハイスクールライフを送っていそうじゃないですか。
※彼らはまだ高校生
ヴィッキーちゃん:「アルバムはわたしに捧げる花にしなさいよ!」
その他4人:「えー、どうする?花っつったって、わっかんねーよな。ひまわりとかにしとく?」
的なやり取りとか、やっててくれたらいいなー、とおもいます。ちなみに、今回のデビューアルバムのラストを飾る「The Hill, The View & The Lights」という曲ではボーカルまで披露しています。
そういうおまけ要素でも楽しませてくれますが、やっぱり、このバンドと言うと、この強烈なパンチの効いたリフは耳に残るし、これをサマソニで聴いちゃったら、ボクの中では06の時のアークティックを超えちゃうんじゃないか、とすら思っています。
Cajun Dance Party - The Next Untouchable