借家レコーズというレーベルからリリースされたHirotaka Shirotsubakiさんの『chapter』というアルバム。
誤解を恐れずに言えば「アンビエント」な音で、いわゆるビートはいっさいなく、気持ちのいい布を触っているかのようなサウンドスケープが身体を包み込むように流れていきます。
体感的なものを言葉にするのは難しいけれど、なんていうんだろう、耳の奥のところがぞわぞわする感じ。耳の奥の下側で耳の付け根のあたりのくぼんだところがぞわぞわする。
寝れない夜や、頭が疲れたときに、電気を消して眼を閉じて暖かい水に浮かんでいるようなイメージで聴いていると、いろんな凝りがほぐれていくようなそんな音です。まさに今求められている音な気がして、とてもいいタイミングで知ることが出来ました。
しかも、このアルバムはなんと無料です。
ぜひダウンロードして聴いてみて欲しいです。出来れば明かりを落として。
[SRFDD-007] chapter / Hirotaka Shirotsubaki 借家レコーズーShakuya Recordsー