パンデイロを衝動的にはじめたはいいものの、たぶんボクは認識している範囲では、自分の持っているアルバムとかでパンデイロの演奏を聴いたことがない。
たぶん、どれかに入っているんだとは思うんですが、「これがパンデイロの演奏かー」というレベルの認識をしたことがありません。
だったら、聴いておいた方が良いだろう、ということでiTunes Storeで「Pandeiro」と入れて検索してみました。
すると、出てきたのはこんなアルバムたち。
えっと、全部知りません。
とりあえずさくさくっと試聴をしてみたんですが、Scott Feinerというアーティストが良かった。
情報が欲しいので調べてみたら、YouTubeにライブ映像がありました。
Scott Feiner + Pandeiro Jazz - Live at CCC
※youtubeより。RSSリーダーでは表示出来ないことがあります。
これは、目からウロコというか、パンデイロってこういうふうに音楽に混ざるのかっていうのがわかったのがスゴく嬉しい。
しかも、全体的な演奏としてもかなり好きな感じです。
Scott Feinerさんはアルバムを2枚出していた。
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上から1st、2ndです。
1stでは、Stevie Wonder、John Coltrane、Wayne Shorter、Horace Silverなんかの曲を、2ndではThelonius Monk、Antônio Carlos Jobim、Luiz Gonzagaという曲のセレクト。自身の曲もあります。
この2枚のアルバムが、予想以上に良かった。
ジャズのトーンとマナーを守りながら(あたりまえか)、パンデイロの演奏がバンドの中でどう活きるのかがスゴく良くわかった。
パンデイロ奏者ではマルコス・スザーノさんという方が有名らしく、このScott Feinerさんも影響を受けたフォロワー的な位置にいるらしんですが、ふつうにスムース・ジャズとして耳障りが良く、セクシーで、名曲もカバーしていて、普通にイイアルバムに出会えた感じ。
と、同時に、パンデイロってこんなにステキなんだーって曲の中で感じられたのは、本当に収穫です!