iTunes Store映画、鑑賞メモ#93、『羅生門』です。
羅生門 デジタル完全版 [Blu-ray]
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角川エンタテインメント (2009-02-06)
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名作と呼ばれていますが、初めて観ました。「恋の門」から門繋がり。
とにかく、1カット1カットごとの説得力がスゴイ。どこを切り取ってもポスターになってしまいそうな構図と役者陣の迫力とを観ていたら、それだけでこの映画がすごいと言われるのを納得せざるをえない。
多襄丸や真砂が検非違使の前で独白するシーン(後ろに杣売りと旅法師が座ってる)の構図がとてもステキで、もし自分が何かを撮ることになったら真似したくなる。
三者三様(四者四様?)の展開のパラレルワールド具合は、映像の奥行き感・立体感が魅力を引き出す。
この絵を観てしまうと「3D」に頼らないと奥行き感が出せない映画ってなんだろう?って思っちゃう。