そのドアを開けたらゾンビがいる

わかっているんだけどねぇ〜☆

シャープ 裸眼3Dスマートフォン GALAPAGOS(ガラパゴス)SoftBank 003SH 3D体験ブロガーイベントに参加しました。

SoftBank 003SH明後日の12月17日(金)にSHARPから発売になる、スマートフォンとしては世界初の3D裸眼液晶モニターを搭載したGALAPAGOS 003SHのブロガーイベントに参加しました。AMNさまいつもありがとうございます。

 

今回、イベントのタイトル「シャープ 裸眼3Dスマートフォン GALAPAGOS(ガラパゴス) SoftBank 003SH 3D体験ブロガーイベント」にも3D体験という言葉がありましたので、3D体験という部分でどれくらいGALAPAGOS 003SHがスゴイのかを体験したいな、と思い、参加しました。

 

ボクはケータイはiPhoneが発売以降はずっとiPhoneを使い続けているので、Androidに浮気しそうになったことはないのですが、それでもAndroidの事は気にはなっていて以前もdocomoさんのイベントに参加したりもしましたが、Androidに対しては依然として素人です。Androidケータイの新しいモノという感じのレポートは今後続々と上がってくるであろう他の参加者のみなさんのレポートをご参照いただくとして、今回は3D周りに関して気になったことをサクっとレポートいたします。

 

もともと大のマイケル好きですから、3Dとか言われると思い出しますよね、これを。

キャプテンEO | 東京ディズニーランド

いつかはこれを自宅で楽しみたい、っていう夢があるので、3Dの動向にはとても敏感です。(ゴメン言いすぎた)

で、関係ないですけど、なんですのん、これ ↓ 。まだBD再生環境すら無いのというのに…

 

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話がずれました、戻りましょう。

 

裸眼で3Dが観れる、というとフジフィルムのFinePix Real 3D W3の液晶画面と来年発売になるニンテンドー3DSがパッと頭に思い浮かびます。

 

 

3DSは来年ですが、FinePixなんかは、まだまだ裸眼液晶は遠い存在だと思っていたのにこんなにも早く身近になるとは、とちょっと驚いています。しかもFinePixの新しい方のW3はすでに価格がかなり下がっていて、今日現在でAmazonでも35,000円で買えるらしいので、イメージよりも価格の壁はかなり下がってきている感じ。

実際に触ってみたこともありますが、結構キツメに3D効果がかかる感じで、写真にせよ動画にせよ、インパクトという意味では結構その時期的にも立場的にも役割を十分に果たしている感じがしました。

 

視聴環境で3Dと言えば「映画」→「テレビ」のイメージが大きいですが、映画はだいぶん3D作品が増えて、映画を観に行ったときの予告編にはかなり3Dの文字を目にするようになりました。

しかし、3Dテレビは(もちろんテレビですから)価格は高いですし、というか、高くて良いテレビに買い換えたら3D機能が付いてきた、という感じが現状なのかな、と思っていて、3Dを体験する、というか生活の一部のツールとしてそばに置くには、やっぱりまだキビシイ。

 

その中で、(スマートフォンといえど)ケータイに3D液晶が、しかも裸眼で観れる、というのは、値段以上に利用者としての距離感的にスゴク3Dが近づいた感じ。

SHARPの方にもイベント時にお話を伺いましたが、本当はニンテンドー3DSとタイミングを合わせてぶつけて行きたかったらしいです。アバター以降(一応)盛り上がりを見せる3D市場で、裸眼3D液晶でかつ携帯デバイスというのは、かなり大きな第2波になりそうですよね。

 

そんないろいろな状況や期待が込められた今回のGALAPAGOS 003SHですが、個人的には「これはまだ本気ではないんじゃないかな?」という気がしました。

まず、レンズが1眼。前出のW3で2眼で3Dの視差を結構つけた写真や動画が撮れるのを体験していなければ別だったんですが、1眼の3D撮影方法である「画面自体を右に動かして左目と右目用の2枚の写真を撮る」というのは、うーん、かなり慣れがいるんじゃないでしょうか。

 

 

 

これが3D写真の撮影時の液晶。横にスライドするナビゲーションが出てくれます。

 

サクっと撮れるiPhone的な写真のとり方を体験したあとで、横に本体をスライド、っていうのは結構厳しい。どうして2眼にしなかったのかもSHARPの方に伺いましたが、開発スケジュール的な問題という主旨のことを仰っていました。

 

ただ、写真にせよ動画にせよ、2D→3D変換機能が実装されているようで、1枚の写真にあとから3D効果をつけることは出来るようです。

 

って、なんか悲観的・消極的なコメントが続いているのですが、今SHARPさんでは3D写真・動画のコンテスト(シャープ スマートフォン3Dコンテスト:シャープ)も開催していて、3Dを盛り上げることにはとても熱心でいらっしゃいますし、さらに、というか、いやいやどうして、といいましょうか、この003SHのヤバいところは、ワンセグで観るテレビ番組をリアルタイム2D→3D変換出来るというキラー機能に尽きるのではないか、と!!!

 

さっきも言いましたが3Dテレビはまだまだ高嶺の花です。ボクは普段テレビは殆ど見ませんが、最近はiPadで映画を観る機会がiTunes Storeのおかげですっかり増えたので、テレビよりも小さな画面で至近距離で映像を見ることにも、すごく快適な感じを受けています。

 

もちろんiPadよりは小さい画面だとは言え、W3とは違い、003SHはケータイですから、ワンセグがある利点をフル活用してテレビ番組が、専用のメガネをかけずに視聴できるって、これ初じゃないですか?(すいません、調べてはいません。)

実際にテレビ番組を少しだけ観てみたんですが、その時は良い感じに効果を感じられる番組がなかったものの、うぉ!裸眼で3Dテレビだ!と普通に感動した。

これ、テレビでやってる映画とか観たいですよ、スゴク!サッカーとかみたいじゃないですか、スゴク!

そうなるとケータイじゃなく、ポータブル裸眼3Dテレビになっちゃうかもしれませんが、それだってスゴイよ!ケータイに期待する機能の1位がワンセグの人は、間違いなく003SHで決まるんじゃないかと思いますよ。CMとか観てても3D感ちゃんとしててスゴカッタもの!!!

 

で、3D以外のスマートフォン部分で、Android初心者としてのボクがAndroidケータイとしての003SHに感じた感想はズバリ「リア充スマートフォン」(良い意味でネ)

 

タッチするたびに成長する「TapFlow UI」を搭載。という紹介の中の電話帳なんかが特にそうなんですが、電話帳の中にメールやTwitter、mixiボイスなどその人に紐づくやりとりの情報がズラッと並ぶんですって。

たとえばAさんとのやりとりの最新いくつかが電話帳の中に表示される。あーAさん「焼肉なう」とか言ってるし!とか、このメール以来やりとりしてなかったのかー、なんていうことを、アドレス帳のAさんのページでひと目で見れちゃう。

 

 

アドレス帳のならびも、あいうえお順・グループなど以外にも誕生日順なんてのもあって、マメなあなたは毎日友達・知り合い・取引先の人の誕生日がさらっとチェックできちゃって、メールに「P.S.誕生日おめでとう!」なんて書けちゃうわけですよ。

Androidってリア充スマートフォンなんですか!友達少ない人は静かに涙をながすんですか!!!

っていうのはそこそこ冗談ですが、この電話帳周りの細かい心遣いは、GALAPAGOS = ガラパゴス、日本人が使うケータイへの心遣いなんだなぁ、と感じました。

 

ということで、SHARP GALAPAGOS 003SH、「拝むように弾いてくれ」としては、最高のポータブル裸眼3Dテレビ!として強く印象に残りました。

 

あ、3D対応のAQUOS持ってる人、HDMIで出力つなげますよ!(思い出した…)