3月はなにかと忙しい時期です。花粉症の人はそこにさらに追い打ちがかかりますから、ストレスの溜まり具合はハンパないと思います。
ストレスをいつもうまく解消出来ればそれに越したことはないですが、やはりそんなに簡単に行かないですよね。
じゃあ、とりあえず切り替えでも、と思ってもなかなかスイッチが切り替わらず、もんもんと頭の中で考えつづけてバッドループに入ってしまうものです。
でも、それって切り替えるキッカケであるスイッチを作っちゃえば解消出来るんじゃないかとふと思ってやってみました。
切り替えるスイッチ
スイッチ、と言ってもこういう事じゃありませんよ?
「さあ、気持ちを切り替えよう!」っていうのは大分強い気持ちで、そこまで行けばもう問題はないと思うんです。
なかなかそこまでも思えず腰が重い状態の時に、ふっと切り替わるキッカケになりそうなスイッチをつくることが今回のポイント。
そこでボクはこんなものを買った。
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割と普通なハンドソープです。割と普通、と言ってもこの「リーフ&ボタニクス」シリーズは松山油脂という無添加の石鹸などをつくっているメーカーのもので、以下のような特徴もあります。
リーフ&ボタニクスは、天然精油(エッセンシャルオイル)やエッセンスなど、植物がもたらす恵みをアイテムのなかに取り込んだボディケア・ヘアケア・スキ ンケアです。安全性が高く、環境性にすぐれた素材の力を引き出すよう、原料の組み合わせや配合率に工夫を凝らしました。肌にやさしい、使って心地よい、自 然とのつながりが感じられる。そんな日常品をお探しの方に、リーフ&ボタニクスが植物の恵みをまっすぐに届けます。
ボクはこの石鹸のことは、大好きなD&DEPARTMENT DINING TOKYOで知りました。
DININGで食事をしていて、トイレに行ったときに、当然ながら手を洗うわけですが、その時にこの石鹸の香りがスゴくすぅーっと香って気持ちがすっきりした。
石鹸の香りですから手を洗っているときしかしないですし、それはそんなに長い時間ではないのですが、それでも確実に、一瞬気持ちが持っていかれます。「あぁ、良い香りだなぁ」って。ただ手を洗っただけなのに、ちょっと嬉しくなる。
これは自分が好きなお店だから、というのもあるんでしょうが、この「一瞬持ってかれる感」というのはとてもいいんじゃないかと。
だから、ボクはこの同じハンドソープを買い、使っています。
石鹸がなぜ良いのか?
よほどのことがない限り、家に帰ってきたら、細かい順番はさておき、割と早い段階で手を洗うと思います。そしておそらく手を洗うまではなにかもんもんとした仕事やら学校やら人間関係のストレスのことを考えている日もあるでしょう。
でも、そうやって引きづられながらも、いざ手を洗うと、リーフ&ボタニクスのラベンダーの香りに持ってかれる。あぁ、良い香りだ、と。そこで思うんです、そうだ帰ってきたんだ、って。
家に帰って特に何も考えずに必ずやること、手を洗う。ここにスイッチを仕掛けるのです。
持続しないものを選ぶ
良い香りがよいのであれば、香水とかそういうものをつければいいじゃないか、と思うかもしれません。
たしかに香水は気分転換に良いですよね。いつもつけない人はたまにつけると、いつもつけてる人はたまに違うものをつけると、たしかに気分は変わります。
でも、香水は慣れちゃうんです。
ボクは1998年の発売以来ずっとBVLGARI BLACK をメインで、サブでも似たような香りを好んで使っています。最近は休みの日とかのたまーにしかつけなくなりましたが、それでもずっとこれを使ってる。そうすると自分の慣れ親しんだ香りになってしまう。他人の香水でもそうですよね。「あぁ、これは◯◯さんのニオイだ」みたくなる。これではあまり持ってかれません。能動的につけるという行為をすることも理由にあるかもしれません。
その点、手を洗う時にする石鹸の良い香りは一瞬です。持続しない。そうすると、けっこうその香り自体を忘れる、というか身にはまとわない。だから、手を洗う度にハッと出来る。
しかも、外で使う石鹸とは(同じものでなければ)違う香りがするので、外と内の切り替えが自然です。家にいくつかハンドソープを置いているなら、すべて違うものにしてみるのも楽しいかもしれません。
そして、香りを感じる度に、ちょっと深呼吸して気持ちを入れ替える準備をはじめます。スイッチはもうオフになっていますよ。