短期集中連載【シリーズ2003】。第2回は2003年1月08日のボクの日記・リバイバルです。
今回は闘いだ!
いつもはクリーニングに出す毛布を家で洗うことにしました。
家で使っている毛布は何種類かあり、他の毛布は洗濯するのですが、こいつは大物なので、今まではクリーニングに出されていました。他の洗濯物はまず先にすま せ、REMの「Document」を聴きながら、きれいになった毛布で寝ると気持ちいいんだよな、などと考えながら、洗濯機に毛布をいれます。
しかし、そこは大物、洗濯機は毛布だけでいっぱいになってしまいました。まあ、あまり何も考えずに洗剤やら柔軟剤やらをいれ、スイッチを入れます。洗濯機に水が入っていく様をよくぼうっと眺めていることが多いのですが、ふと思いました。
これ、廻るんだろうか?
気付くのが遅すぎです。すでに水はどんどん注がれていきます。ここまで来るともう洗濯機に託すしかないようです。
ある程度給水が進むと洗濯機が廻り始めます。・・・やっぱり廻りません。しかも、サンバの踊りの腰の動きみたいに左右に揺することしかできません。そしてしばらくすると、ピーッと音がして止まりました。
どーすんだ、これ?と、取り敢えず洗濯機から出そうとしました。しかし、これが重い。かなり重い。水を含んだ毛布ってこんなに重いのか、とボブ・サップと闘ったアントニオ・ホドリゴ・ノゲイラの気持ちが、少しわかったような気がしました。
浴槽である程度水をきり何とかベランダへ持っていき、干してある布団の隣にかけてみたのですが、まだまだ水を含んでいます。そこで場所を移動して、物干し竿にかけました。その状態で、牛の乳を搾るように水を絞ったりして、やっと決めました。
クリーニングに出そう。
そう決めたはいいものの、袋に入れようとするときに、他の洗濯物を落としたり、 床は水浸しになってるし、久々に頭の中に、「ついてる男」が流れました。
話せば長くなるんですけどね。
03/01/08
そろそろみなさん毛布はもうしまっていると思いますが、何事も分相応というものがあります。大物の毛布と自分との関係というのがそんなに甘くない、という事をふまえた上で闘いに挑むなら、それは漢です。
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