たまたまmyspaceで見つけちゃった、デンマークの3ピースバンド「Badun」(バドゥン)。
簡単な形容をすると、ジャズとエレクトロニカになっちゃうのかもしれませんが、2000年付近にフランスから出て来たGel (この人の1stは名作!)とか、aoki takamasa とか、レーベルだとActive Suspension、Morr Music、City Centre Office、Karaoke Kalkといった、かわいらしくも繊細で時に尖った(もう、古き良きになっちゃうのかな?)エレクトロニカを強烈にかましながら、The Bad Plus とかフュージョンとしてのSquarepusher を彷彿とさせるグルーヴも併せ持ったバンド。
もう一度言います、「Badun」(バドゥン)。
セルフタイトルのアルバムが2007年に出ていたらしく、全然知らなくて、すごく今更なのかもしれませんが、まずは彼らのmyspaceに行って、その音を聴いてみてください。
もちろん、youtubeにもあがっていました。これがいわゆる「PV」かどうかはちょっとわからないですが、それっぽいですね。
Badun - Hyben v.1
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こういうかわいくて、繊細で、いろんな微粒子が動き回りながら、鬼ごっこしてる様な感じの気持ちのいい音は、久しぶりに聴きました。そういう音を能動的に探していなかったからかもしれないけれど、「Badun」はするっと入り込んできましたよ。
かわいいのは音だけじゃなく、サイトもスゴくかわいい。
CDは日本でも流通していたようで、きちんとページもありました。
「恐らく、現時点で最も綿密に作られた最新のジャズ」
Burnt Friedman (Flanger)「この作品は、誰もが長年作りたいと思っていたような音楽である」
Joshua Eustis (Telefon Tel Aviv)
このコメントは、なんかすごく「Badun」の音のことを大切に表現しようとしている気がします。
ライブも精力的らしいので、これは是非来日して、この音をどうやってプレイするのか聴かせてほしいです。
もう一度言います。「Badun」(バドゥン)。アルバム、スゴく良いので是非買って聴いてみてください。
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