そのドアを開けたらゾンビがいる

わかっているんだけどねぇ〜☆

DJってどうやって曲を集めるの?BeatportのMac用アプリ『Beatport Pro Mac OS X Desktop App』が便利ですぅ

 

 

 

イマサラナガラのBeatport元年

MacやPCでDJするようになって、はじめは自分の持っていたCDやアナログをプレイリストに入れて、という曲(ネタ)の準備の仕方から、最近になってようやくBeatportをからトラック単品を購入するようになって来ました。

ボクは元々、DJより前にバンドをやっていたり、そもそも音楽を聴くのが単に好きなだけだったので、ダウンロードで1曲単位での購入というのはとても抵抗があったんですね。やっぱりアルバム単位で聴いてこそ、みたいな「アルバム至上主義」からなかなか抜けだせないでいた。

そんなさなか、Beatportがこんな衝撃的なニュースを発表したりして、DJとして使うトラックは、グッとBeatportで曲を買う(揃える)というのに引き寄せられて、今まではいろいろな選択肢があったDJツールとしてのトラックを入手する方法をBeatportで賄う、に一旦集約しちゃってもいいんじゃないかな、と思っちゃった。イマサラナガラ。こう書くとナイアガラ・トライアングルみたいな感じがして良いです。

 

DJが集まるだけにレコード屋のような空気を感じた

で、もうボチボチとBeatportから買ってたんです。最近のお気に入りはBPM100あたりのBreak Beatsもので、いろいろ見てたら「Chill Out」というコーナー(ジャンル)がボクにはぴったし来たので、ちまちまと買い出しています。GramatikというアーティストとかCold BustedっていうレーベルはBeatport経由で知った人たち。ネットで常にアンテナを張りめぐらせているわけでもなく、また常にDJ用の曲を探しているわけでもないボクのようなタイプはそういう空気の中に入らないとなかなかスイッチオンみたいにならない。

その点、当たり前の今更感ですが、DJたちが多く集まるであろうBeatportは、ジャンルで選んだり、DJ(オススメ)チャートがあったり、試聴がしやすかったり、レーベルでのソートも簡単だったり、スイッチオンするための空気が充満している。

 

iTunesに慣れた身体に追い打ちをかけるパワフル・インターフェイス

Beatport

そんな中登場したMac用アプリ『Beatport Pro Mac OS X Desktop App』をメールマガジンで知り、さっそくダウンロード。

これはボクに対する追い打ちだなぁ、と思いましたよ。

だって、インターフェイスが見事なんですもの。こんなかんじに。

 

Beatport Pro

Macの上ならこれだろーとしっかり機能モリモリ。

 

Beatport Pro

ジャンルごとにトップダウンロードの曲を試聴できて、当然[Buy]ボタンがあるので、その場でカートに入れられたり。

 

Beatport Pro

ジャンルごとのニューリリースアルバム/シングルごとに試聴・購入できたり。

 

Fullscreen

 ブックマーク的な「My Beatport」にそのトラック情報を登録することも可能。

 

Beatport Pro

 購入済みのトラックやカート状況などもアプリで見えてコワイ!

ここでやってることが、試聴からの購入への流れというのを、操作性で忘れさせられてしまう…

 

試聴がもっと身近に、試聴を超えた音との出会い

こういうインターフェイスで単体のアプリだと、もうそれがECアプリだということを忘れて、(試聴なので1曲2分程度ではありますが) 自分の持ってない曲まで好きに聴けちゃうわけですよ。もうお店というより、詳しい友だちのプレイリストを勝手に聴かせてもらってる感じ。よく知らないジャンルをちょっと聴いてみるのも簡単だし、もはやBGMアプリ的にTOP100を流しっぱ(それでも2分x100曲で3時間は聴けちゃうはず)とかできちゃう。

そういうのを聴きたい人にとっては、こりゃ便利ですよ。

好きなアーティストから拡げていけば良い

Beatport Pro

 たとえば『Daft Punk』で検索した結果がこれです。

「それ以外」がいっぱい出てきますが、そうそう音も関係も遠くないものがあったりするので、ここから無作為に試聴していけば、自分の好きな傾向を拡げやすい。ジャンル・BPM・波形などで購入の際の検討材料は、普通に音楽を買うよりも増えるかもしれないけれど、(良いか悪いかは別として)それに慣れちゃうとこれがまた便利に。

ここで買ったらそのままダウンローダーまでついてるので、後はTraktorに突っ込んでDJしてみちゃえばいいわけです。

 Beatportの敷居がグッとさがりすぎて、財布の紐が心配です。

 

ダウンロードはこちらから:Beatport Pro