そのドアを開けたらゾンビがいる

わかっているんだけどねぇ〜☆

月額980円(税込)のhuluだからこそ観た映画5本

 

 

huluのホントの醍醐味は普段やらない映画のチョイス

huluが日本でサービスを開始した日のことはわりとはっきり覚えていて、仕事中にネットのニュースでその日スタートと知ってその場ですぐ無料トライアルに申し込み、「iPhoneの3Gでここまで観れるVODがとうとう日本でも始まっちゃったよ!」と当時の同僚のところに鼻息も荒く画面を見せに行きました。北米のいろんなVODが苦戦してた問題を颯爽と飛び越えたんだなぁと感動したんです。

さて、そんなhulu、やはり初めは「ラインナップがなぁ」みたいな声をよく目にしました。VOD自体がとても嬉しいサービスで日本で今度こそ続いて欲しい、みたいな贔屓目もあったかもしれませんが、でも、「ラインナップがなぁ」という状況はひっくり返すと「普段観ない映画やドラマを観るチャンス」とも取れるわけです。

自分の足でツタヤまで行っていざDVDを借りようとするとやっぱり、移動コストも含めて元を取るチョイスを無意識のうちにしてしまいがち。

その点、「今はコレしかない」という状況はけっこうな未知の映画を見るチャンスをくれました。

 

一歩引いた作品だから出来る断片視聴とBGV

iPhoneで観れる=移動中も観れる、というのはかなりのメリットなんですが、ドラマにしても約45分集中する移動ってなかなか無い。だから乗り換えで一時停止、会社に着いて一時停止、と断片的な見方にならざるをえない。だがそれがイイっ!

肩肘張らずにゆるくたくさんの映画をスキマ時間にNHK朝の連続テレビ小説くらいの感覚で観ていける。

さらに、たとえばもう既に観たことのあるお気に入りの映画を流しっぱにして憧れのBGVのある部屋みたいなプレイも出来る。これってhuluの2大メリットだとボクは思っています。

 

だから選べるこの5本

2ndアルバムくらいから、徐々に足を踏み外していった歌姫マライアの集大成。高校デビューinハリウッドな痛快ワタシヲミテ映画。1stアルバムを腐るほど聴いていたマライア・ファンとしては「良かったねぇ、良かったねぇ」と孫を愛でるような気持ちで半分だけ観ました。独特な時代の捉え方はいつか評価してもらいたい。

 

 今やアメコミ原作は飛ぶ鳥を落とす勢いで増幅中。アメコミ好きとしては嬉しい限りですし、この『ゴーストライダー』もリボーンというかリメイクというかが進んでいます。原作の翻訳版は売ってなかったのでアウトラインだけでも知りたいと鑑賞。ボクは嫌いじゃないです。

 

 huluのおかげで『Lost』を全部観ましたが、その後huluで見かけて懐かしさというより「あ!サンだ!」という変なうれしさでDVDで当時観て以来2度目を観ました。韓国映画のとことんまでやっちゃう感はスゴいと思うし、そのストーリーの芯の太さに古くならない名作だな、と改めて思いました。

 

仁義無き戦いシリーズは観ていたもののこのシリーズは初見。文太さんのカッコ良さもさることながら、地井さんカッコイイんだこの頃から。昔の役者さんの若いころの艶ってなんだろうか。

 

 誰でもたまにふとゾンビ映画が観たくなるもの。そんな時にザック・スナイダーのこの作品が観れるというのは素晴らしいことです。ただし、電車の中で真剣にiPhoneでコレ観る時は周りに気をつけてください。ふと気づくとスゴイ目で映画ではなく自分が見られてる場合があります…

 

 

自分フィルタが入らない映画の選び方って、わりとオモロイです。「今日は5ページ目の上から3段目の左から2本目」とかいうメチャクチャな選び方で観ていると、テレビでやってる深夜映画を観てる気分にもなれる。

もちろんAクラスな作品はわんさかあるし、なによりドラマシリーズが貸出中なんてこと無しで観れるhulu。ぜひ、ちょっと眺めのお休みがある時に無料トライアルでなにか好きなモノを片っぱしから観たり、これは選ばないなぁってやつをだらだらと観たりしてみてください。

映画館ともテレビともレンタルDVDともまた違った映像の楽しみ方がここにはあると思います。