そのドアを開けたらゾンビがいる

わかっているんだけどねぇ〜☆

『X-MEN:ファーストクラス 明日への架け橋』映画を観たらPOPなコミックもどうぞ

 

X-MEN:ファーストクラス 明日への架け橋 (ShoPro Books)
ジェフ・パーカー
小学館集英社プロダクション
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映画『X-MEN ファースト・ジェネレーション』上映のタイミングにあわせて日本語訳された『X-MEN ファースト・クラス 明日への架け橋』を読了しました。

X-MENの中の5人(サイクロップス、アイスマン、ビースト、マーベルガール、エンジェル)の若き日の8つのエピソードで構成されています。

 

X-MENも40年も前に誕生した長いシリーズで、映画『X-MEN』シリーズとこの『X-MEN ファースト・クラス』ではキャラクターの扱いというか登場のタイミングは若干違います。

映画シリーズ1〜3ではサイクロップス(スコット・サマーズ)とマーベルガール(ジーン・グレイ)は「恵まれし子らの学園」の教師の立場で、アイスマン(ボビー・ドレイク)はその生徒、エンジェル(ウォーレン・ワージントン)も学園には入っていないもののアイスマンと同じ世代、ビースト(ハンク・マッコイ)はサイクロップス、マーベルガールと同世代で政治家という立場。映画『ファースト・ジェネレーション』では若き日のハンクも登場していました。

このコミック『ファースト・クラス』では5人は同じ世代として描かれており、さらにその5人の若い頃、という設定で色々なストーリーがライトな感じで描かれています。

画のタッチはわりと新しさを感じるし、アメコミ特有の読みづらさもほとんどなく、いわゆるマンガという感じで読める。

個人的には、そこがちょっと物足りない。マーベル・コミックのグラフィック・ノベルを読んだのはこれが初めてなんですが、今まで読んでいたバットマンの諸作などのDCコミックスの重い感じに慣れてきていたのでそこはなおさらなのかも知れません。

それでも(ボクを含め)最近のX-MENファンには入り口として読みたくなる作品かもしれないし、これ以外のX-MENのグラフィック・ノベルはどんどん翻訳されて欲しいです。

その中には、映画のストーリーや雰囲気のルーツになった作品ってあるんでしょうか?

 

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