今まで、円柱型のキャンドルをバランスよく燃やしてみたい、ということで、燃えていくうちに中心がくぼんできて炎のまわりを蝋が壁みたいに覆ってしまうのを壁の部分を内側に丸めたりして、炎が常に露出しやすい状態を工夫していました。
1本そうやって燃やしているのでせっかくならもう1本は自然に、蝋を丸めたりせずに燃やしてみよう、と思い、なるべく自然な燃やし方の研究を始めました。
キャンドルに火をつけると初めはこのように平らなところに芯が出ています。
燃やしていくと、芯を中心に熱が届く範囲の蝋がドンドン溶けていく。
手前は蝋を丸めてるキャンドル。奥がまだ火をつけたて。火の露出はかなりの差が。
こんな感じではじめはツルンとした感じのキャンドル。しばらく燃やしていくと、芯を中心にろうが溶けてキャンドルがくぼんでいきます。
前はそこで周りの壁を内側に丸めたりしてたんだけど、今回はぐっと我慢。
その我慢の成果がこちらです。
こうやって燃やしていくと、くぼみ方というか蝋の溶け方は結構偏る。原因は芯の傾きが主だと思います。
これを解決するには、溶けていない方を溶かす以外にないので、バランスをとりながら溶かすことにした。具体的には、芯をピンセットで傾けて熱の当たる範囲を変えます。
ちょっとわかりづらいけど、右側が蝋が多めなので芯を右に傾けた。
とにかく、これを繰り返す。うっかりすると溶けすぎたりするから、けっこうちょくちょくチェックしながら、芯の向きを変えてバランスをとっていきます。
おそらく芯をいじるのは火が消えているときのほうが安全なんだろうけれど、ボクは今のところ火が付いているときに芯のしたの方(溶けた蝋に浸ってるようなあたり)を持って傾けている。燃えてる上の方をもって動かそうとすると火が消えちゃったりします。
これは芯を左上の方に傾けていて、蝋もそのあたり中心に溶けているのが分かる。
左は自然に、右は蝋を丸めているキャンドル。それぞれの良さがある。
まとめ:
- 偏った蝋の溶け方は芯を傾けることで対応する。
- 芯を傾けるときは付け根の部分をピンセットで掴んで傾ける。
引き続き、研究は続きます。