11月にiTunes Storeで映画が販売／レンタルが始まって以来、すっかり映画を観る量が増えました。
iTunes Storeでのレンタルは、ツタヤで借りるよりも、なんというか作品選別の敷居がボクにとってはだいぶん下がって、好みによる偏りはあるものの、よりいろんなものを観るようになりました。
初めて観る映画、一度観たけどまた観たくなった、スゴくすきだからiTunes Storeでも買ってしまった映画など、ゴチャ混ぜです。
あ、こんなのもiTunes Storeにあったのか！とか、久しぶりに映画でも観ちゃおっかなー、なんてお手伝いになるような類のレビューじゃなく、とっても個人的な感想文走り書きみたいな感じだけど、自分用のメモとして残してみたいと思います。
ご注意：「つまらなかった」「オモロかった」をコメントしたり、ストーリーについても言及する場合があります。あくまで個人的な「感想」ですが、ネタバレしている場合もあります。予備知識なども鑑賞前に入れたくないタイプの方はスルーしてください。ちなみに、ボクなら観たいと思っている／いた映画に関しては予備知識を入れずに観るタイプなので、レビューなどは映画を観終わった後に読む派です。
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キャストには、というかロバート・ダウニーJr.に惹かれてはいたものの、それほど期待をしないで観た作品。字幕版をレンタルしたつもりが日本語吹替版だったのですが、吹き替え具合も丁度良く、十分楽しめました。つかみがしっかりしているし、リズム感が良いし、コスプレものとしても雰囲気がいいので、レンタル期間中に2回も観てしまった。
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オモロイ、という噂は聞いていたものの、ホラーチックな映画だと思い込んでいてスルーしていた作品。日本語吹替版のみがリリースされたタイミングでレンタルしましたが、これが大正解！またもやレンタル期間中に2回観てしまったし、これに関しては字幕版でも観たい。というかレンタルじゃなく購入したい。字幕版も吹替版もどっちもみたいので、買うならDVDか？名作『ザ・フライ
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リュック・ベッソンがプロデュース、前出の『シャーロック・ホームズ』も監督しているガイ・リッチーが監督、ジェイソン・ステイサム主演、さらにレイ・リオッタ共演ということで、とても不安感を煽るクレジットですが、わりとそのとおりな作品。ジェイソン・ステイサム主演ですがアクションではありません。プロットの程よい破綻具合が典型的なB級感を醸し出します。字幕レンタルで観ましたが、こういう作品なら吹替で観るくらいがちょうどいいです。Outkastのアンドレ・ベンジャミン（a.k.a.アンドレ3000）も出演してますが、なにげに映画結構出てたんですね。カエルっぽくていい味でした。
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すでに観たことがある映画もふくめ、iTunes Storeで映画がスタートして一番初めに何を買うか、スゴく考えましたが、結果的にこれを購入。説明不要の超傑作で、すでに何度か観たことがありますがそれでもこれを。iPadのようなデバイスでこの映画を観るのは、なんかスゴく時代が追いついた感がして良いですね。ちなみに、セル（購入）だとMac、iPad、iPhone、AppleTVなど好きなところで観れちゃうのでiPhoneにも入れて電車の中で観てたんですが、あまり電車で観るものではありません。
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これもすでに何度も観ていて、Blu-rayとDVDがセットになってかつブックレットなどが充実した上記BOXセット（これは『300』好きはマストバイっす）も持っているのですが、iPadで観たい、ということでiPadの中に。この映画のアクションシーンはマトリックス以降の香港映画の影響とVFXを駆使した一時の流行りとは一線を画すとてもスタイリッシュなものでボクはアクションシーン史上においてもかなり重要なアクションシーンだと思っているんだけど、ここは好みが分かれるところ。スパルタ人の真っ直ぐさをストーリーも見習ったようなわかりやすさだけど、フランク・ミラーの原作を観ていなかったとしてもそれを連想させるような美しい映像で圧倒されます。
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日本語吹替版をレンタルしましたが、そもそもエイリアンはシリーズ通してわりとA級というか高級感というかをキープしてきたのに対し、プレデターは2以降、抜群の突破力で超B級（ただのB級映画とはちがう、なんとも独特で味わい深い愛すべきB級作品をこう呼んでいます）街道を驀進していますが、その異なる2つの融合の計算式は [A級] ＋ [超B級] ＝ [B級コメディ] Σ（・□・；）頑張れ人間！たまには全滅してもいいぞ！
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それまで何故かわりと食わず嫌いしていたタイトルが多かったんですが、iTunes Storeで映画が始まってからかなりアメコミものを観るようになりました。そのきっかけになったのがこの作品。レンタルで観ましたが、まあスゴくオモロかった！観終わったあとヴァルヴァリンの練習（？）したもんね。ヒュー・ジャックマンが素晴らしかった。彼のことは『タロットカード殺人事件
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1がオモロかったので、引き続き2を。ただし2は日本語吹替版しかありませんでした。オープニングに登場するナイトクローラーがハンパなく強いのでちょう興奮しましたが、やっぱミスティークがスゴ過ぎ！ワクワクする。アメコミの広い懐に抱かれながらも、2のハードルを巧みにクリア。そのまま3への導線を残している点も含め、日本語吹替版でも安心して楽しめた。
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この映画も初見ではありませんが、iPadで観たくて購入。アメコミの映画化として何度も制作・上映されたタイトル、かつ前シリーズはティム・バートンという鬼才が手がけて大ヒット、その後B級入り、というある意味ハリウッドの王道の坂道を転がっていた『バットマン』というキャラクターをまさかのリ・ボーンに大成功した傑作というか奇跡の作品。クリストファー・ノーランの偏執狂っぷりが証明されたのはその後の作品を観てもわかりますが、ここではブルース・ウェイン役のマイケル・キートン、ウェイン家の執事アルフレッド役のマイケル・ガフの影をきれいにリプレースしてくれたクリスチャン・ベールとマイケル・ケインに拍手を送らざるをえない。この2人のカラーを塗り替えるのはかなりの苦労があったのではないだろうか。二人三脚ならぬ三人四脚が大成功！
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ビギンズと同じく、この映画も初見ではありませんが、iPadで観たくて購入。これまた前シリーズであのジャック・ニコルソンが演じたジョーカーをどーすんだよ！？と思わせておいて、見事にスーパー・リプレースに成功したどころか映画史に残るレベルのキャラクターを完成させてしまったクリスチャン・ベールと故ヒース・レジャーのコンビが天才的な作品。ストーリーを観るために、演技を見るために、キャラクターを観るために、映像を観るために、と何度も何度も繰り返し観てしまう作品。iTunes Storeで購入してからもすでに5回以上観ている気がする。
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とくに理由なくスルーしてだいぶん経ってしまった映画をレンタルして観たくなりやすいのもiTunes Storeの特徴でしょうか。字幕レンタルで。スゴく良い作品だとは思いますが、個人的には同じジム・キャリー主演でテイストが似ている『イエスマン “YES”は人生のパスワード
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今年観たDVD作品の中では文句なしの第1位。なぜこれを劇場で観なかったと深く後悔しました。はじめはツタヤでレンタルし、その日のうちに2回観て、返却するやいなやDVDを買い、さらにiPadで観たくてiTunes Storeで日本語吹替版をレンタル。兎にも角にもオモロイ。吹替版はドイツ語・フランス語・イタリア語（？）には適用されず、英語のセリフ部分だけが吹き替えられる仕様ですが、これはこれで味わい深い。特にブラッド・ピット扮するアルド・レイン中尉の吹き替えは、第9地区のヴィカス・ファン・デ・メルヴェの吹き替えにも匹敵するハマり具合で素晴らしかった。この作品も何故か今はiTunes Storeから無くなっています。早く日本語吹替版でも字幕版でも良いからセルを置いて欲しいです。
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同じアメコミ復活組でも、外れることもある、それをこのスーパーマン・リターンズが奇しくも証明してしまいました。『Xメン』シリーズのブライアン・シンガー監督、ジーン・ハックマンのイメージが強烈なレックス・ルーサー役にはケヴィン・スペイシーを配役し、スーパーマン役はオーディションで選ぶなど、努力の跡が見えるが、なぜかボクはこれ、たしかテレビで1回、iTunes Storeでレンタルした今回は2回目にも関わらず、観終わった後に後半がほとんど記憶に残らないという珍事に見舞われた。2回目の今回はiPadでビールを飲みながら観ていたことを考慮し、後半のみ観直したが、やはりインパクトは薄かった。主演のブランドン・ラウスは悪くなかったし、ロイス・レイン役のケイト・ボスワースはちょうカワイイのでいっそう残念だ。
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これもずっと気になっていたもののスルーしていたので、字幕版をレンタルで。この手の映画を「スタイリッシュ」と言って片付けてしまうとそれで終わってしまうな、というのがこの映画の印象。話は伏線がある程度あるにはあるが、それが心をそわそわさせたり、最後に驚愕の事実を感じさせるか、というと、ボクにはそこまで刺さらなかった。たぶん、トラボルタがオープニングでカメラ目線でしゃべってしまったせいで、タランティーノ的ななにかを感じて構えてしまったのと、そのはじめに語られるテーマとストーリーの結びつきがあまりしっくりこなかったからだと思う。なにより副長官役の一度観たら忘れられなそうな顔のザック・グルニエをどこで観たんだろう？とずっと気になってしまったのも影響しているかもしれないが、彼は『ファイト・クラブ』のエドワード・ノートン扮するナレーターの上司役の人だった。ザック・グルニエはもっと活躍して欲しい。ここでもヒュー・ジャックマンが出ているが、彼のハンサムさで収まるような役どころと感じた。
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トラボルタ繋がり、かつ前出『リボルバー』同様リュック・ベッソンと、iTunes Store内で「繋がり観」出来てしまっている本作。字幕版をレンタルで観たけれど、『ソードフィッシュ』との比較で言うとこれはかなりオモロかった。なによりトラボルタの役どころというか風貌が良い。今までの当たり役からおそらくうまく外れた風貌じゃないだろうか。ストーリーはわりとシンプルだが、変な欲を出さず、シンプルに進めていった結果が功を奏した作品。『パルプ・フィクション』へのオマージュと思われる食べ物が出てきます。
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映画館にも観に行ったクリストファー・ノーラン監督最新作。映画館で観たときの感想は、オモロいんだけど、緻密な無菌状態の素晴らしい建造物を観た感じで血の気みたいなのを感じ無い、という楽しみながらも覚めたものだったが、しかしこの映画にもノーラン独特の麻薬のような癖になる成分が含まれていて、ついついiTunes Storeでも観てしまった。劇場で観た違和感は2回目以降じわじわと消えていき、これも繰り返し観てしまうラインナップに入った。おなじみの俳優もノーランが配置するとその映画にあった顔に変わるようでスゴイなと思った。
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トリロジーということでまとめてしまいました。DVDで観てはいたけれど、ジョニー・デップはじめ、各キャラが立ってるしストーリーも素直に楽しめ、ボクがよくやる「ちょっと観」（1本まるまる観るんじゃなく、途中でやめて他のを観たりする連続ドラマ的断片的見方）でも楽しめるのでiPadの中に完備。このシリーズを観終わったあとのボクはだいたいジャック・スパロウ歩きしてます。ちなみに、『ダークナイト』観終わったあとは口元がだらしなくなってます。
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これまたトリロジーということでまとめました。1はDVDで観たことがあったんですが、2、3は初見でした。バットマン、スーパーマンと比較すると、これはその中間というイメージ。映像のスゴさはホントスゴイのですが、バットマン、スーパーマンに比べると、超えちゃった感が大きいです。バットマン、スーパーマンのアクションは夢のなかで自分がなっちゃいそうな余地があるんだけど、スパイダーマンはスゴ過ぎて夢だとしても自分ができる気がしない。なんのこっちゃな基準ですが、そこはわりとリアリティみたいなもののバロメーターなような気がしています。敵キャラになんとも言いがたいあと一歩感を感じてしまうので、やっぱり主役のスパイダーマンを今までのアメコミ映画化にないくらい、みんながビックリするスパイダーマンを作りたい！という気持ちが、何かを飛び越してしまったんじゃないか、と感じています。ただし、スウェーデン顔の女王キルスティン・ダンストの危ういカワイさは健在。
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ノーラン版バットマンのスゴさはそのヒットで十分証明されましたが、前シーズンであるティム・バートン版のバットマンも負けず劣らずの傑作です。マイケル・キートン、ジャック・ニコルソン、キム・ベイシンガーという癖の強い役者さんたちがキャラクターにハマりまくって、ティム・バートンの描く変態的な暗さの中に溶けこみ、そこにプリンスのサントラが見事な色を添えています。スーパーマンとバットマンはこの前シリーズの存在感がハンパなかった。ノーラン版の心の影のような暗さに比べるとバートン版マイケル・キートン演ずるブルース・ウェインは変質的な感じがたまらない。
かなり駆け足（一部スキップ）でご紹介しました、iTunes Storeで楽しんだ映画たち。年末年始のお休みに、こんなものもあったのか！と映画を観るきっかけになれば嬉しいです。
ちなみに、ボクの予定は、もう2回くらいは観ましたが、改めてロード・オブ・ザ・リング3部作、9時間18分一気観、です。
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