ようやく循環呼吸が出来ているはずだけど、自信や確信はあまりないという現状にジャストなタイミングでディジュリドゥといえばおなじみのディンカム・ジャパンさんのワークショップにはせひろくんと参加してきました。
個人的にはここまでの自分の練習を振り返るのにベストなタイミング。講師はDachamboのOMIさん!哲Jさん!
初めて行くワークショップということもあり、「初めてクラス」「初級クラス」の2つを受講。「初めてクラス」ははじめてレッスンを受ける人のみ1回だけ参加が可能なレッスンで50分、「初級クラス」は音の出し方・循環呼吸が対象で80分のレッスンです。
ボクが参加した日は受講者が過去最高だったようで、初めてクラスも初級クラスも2つに分かれての実施となりました。
1コマ目の初めてクラスの講師はDachamboのOMIさん。ボクもディジュを始めたばかりの時に友達に教えてもらってこのアルバムを買いました。「ピカデリア」ちょうアガります。
さて、初めての人対象ということで、はじめは参加者(ボクのクラスは5人)それぞれがどれくらい吹けるのかをOMIさんがチェック。音が出せる人ばかりだったので、チェックはどんどん進んで行きます。その過程でも自分の質問をしたり、他の人の質問をみんなで考えたり、リラックスした状態で進んで行きます。
頬の使い方や息の出し方、音の強弱の付け方など、基本診断のように自分のやってきたことを確認していると、あっという間に50分は経過。集中していたのであっという間です。ボクは小さい音から大きい音にあげていく時に音が途切れ気味、という自分の課題が見つかったことと、角度的に斜めからOMIさんを見れたので、吹いている時の頬がどうなっているかよくわかったのが収穫。やはり膨らんでいませんでした。あと、OMIさんちょうイイ声。
休憩時間はディンカムのイダキギャラリーに置いてある物を観たり、吹き試したりという時間に使えます。この時間は危険。ちょう欲しくなる。休憩時間の最後の方ははせひろくんに覚えた(であろう)循環呼吸を見せたりしていましたが、そこで哲Jさんが登場、「お、循環」と反応されてしまった!どうやらこれは(なんとか)循環呼吸で合ってるらしい!次のレッスンへのテンションもアガります。
この初級クラスは哲Jさんの指導にチェンジ。こちらもはじめはそれぞれの吹け具合を確認するためにはじめはひとりずつ哲Jさんを前にして吹きます。自分の番になって普通に吹いてたら哲Jさんに「循環!循環!」と催促されたので、循環呼吸をはじめてワークショップの場でやりました。自分で出来てる感が少なかったので「ほら、吹けるんだから吹いてごらんよ」という感じで促されたのは嬉しかったー!
みんなの音をチェックした哲Jさんから、循環呼吸に突入するための練習方法を教えてもらいます。教わったのはこの方法。
はじめはこれをみんなで練習。いくつかポイントも教えてもらい(続きはレッスンで!)、やってみると、たしかに今できている思っている循環呼吸との共通項も多いし、(もしかしたら今となっては、という事かもしれないけれど)これはスゴく近道なんじゃないか、と思いました。頬をふくらませて行う練習ですが、頬はあくまで「補助輪」。循環呼吸で吹けるようになってきたら徐々に外しましょう、というアドバイスも。
一緒にレッスンに参加していた循環呼吸がまだ出来ないという方々も余韻を残すことには成功していたみたい。もうすぐじゃん!
そして、全員で入り口にあたる部分を練習してからは個人個人のレベルの差に合わせて「進路指導」w
ボクは口元にちょっとクセがあるらしく、教わったやり方だとうまく吹けず、今まで自分でやってきたやり方に変えると音が出た。でもこれはやり方が違うのか、自分の意識だけが変わっているのか、ちょっとわからない。もしかしたら実は自分では変えているつもりで、「新しい方法」に対してはからだが無駄に力を込めてしまって正しくできてないんじゃないかな?という気もしていました。
と、いうことでボクの課題は、循環呼吸で押し出す息と吐く息の切り替えの時に唇の形を変えてしまう(閉じてしまう)ことが無いよう開いて鳴っている状態のキープと、唇の形の若干の修正がこれからしばらく出来るまでのテーマになりました。
自分がサシで教わっている時も、他の人が教わっている間に自分で練習している時も、なんというかずっと集中してやっていたので、スンゴく疲れました。ディジュって十分な運動になるんだなーって実感。心地のいい疲労感です。
でも、とりあえず循環呼吸が出来ているとコメントまでいただいたので、これはスゲエ嬉しいです。ちょっと自信ついた。
楽しかった、というのはもちろんなんですが、自分の疑問に答えてくれる・自分の変なクセを矯正してくれる・その指摘がとてもボクにとってはわかりやすい・教わったことを時間内に練習してもう一度見てもらう流れがある、というとても充実したレッスンで、また行きたいし、どうせ行くなら教わったことプラスアルファ出来るようになっておいて行きたい。たとえばちょっと聴かせていただいたトゥーツとか、「この上にはこんな世界があるよ」っていうチラ見せの効果、スゴいありますね。その音を出したいッ!他の参加者の方々もきっとそれぞれ違う達成感とか課題が見つかっているのではないでしょうか?
レッスンが終わった後に、前から気になっていたmagoの事を哲Jさんに質問。吹き方がそんなに違うのか!と感動。
ディジュリドゥ日記のmiccoさんにオススメしてもらったDavid BlanasiのCDも次回のディンカム訪問の時に買おうと決意。なんというか音が波動砲みたいに力強くうねる感じ、スゲエ好きです。これは癖になりそう。あの音も出してみたい…magoか…ゴクリ
ということで、次回も是非参加したいです。哲Jさん、OMIさん、ありがとうございました!
ヤベえ、どんどん楽しくなってきた…
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