そのドアを開けたらゾンビがいる

わかっているんだけどねぇ〜☆

daitie アサラトワークショップ@高尾山TOUMAI に行って来ました!

アサタクローでおなじみ、手作りアサラト&オサイフのお店「daitie」が開催するワークショップが高尾山の「TOUMAI」というカフェ&バーで開催されることは知っていたのですが、同日NATAさんのディジュリドゥワークショップの予定を入れていたので行けないな、と諦めていました。

が!時間をよく見たら、アサラトワークショップはお昼、ディジュリドゥワークショップは夕方からなので行ける!と前日の夜にお願いして、急遽参加させていただきました!

 

daitie Blog | 今週末11日は高尾でアサラトワークショップ!!しかも特別な☆

 

まず、会場になったTOUMAIというお店、とてもユニークで気持ちのいいスペース。お店のサイトでその雰囲気がいろいろと観れると思いますので、是非ご覧になって見てください。

TOUMAI誕生物語 | TOUMAI&AMAHINA

 

さて、今回のワークショップの目玉は・・・

 

晴れたら芝生の上でマイアサラトを作る!

 

これです、これがずーっと気になってて、前日の夜に滑り込みました。

アサラトが色いろあることについては今までもエントリで書いてきました。(もしよろしければ、アサラトカテゴリをご覧下さい!)

ボク自身、好きなのでいろんな種類・大きさ・お店のものを買って、半分コレクターなんじゃないか?と最近心配になってきたのですが、その持っているものを自分でトップコートを塗ったり紐を変えたり程度のカスタムはしたことがありました。紐がほどけてワイルーロの実が出ちゃったのを入れたりとかは、アサラトを振る方なら経験があるかもしれません。

 

しかし、今回はズバリ作る。球の木の実を選んで、中に入れるものを選んで、さらに紐も選んで、というアサラトの基本構造を作ることで理解できる、というもの。

想像はできるんです、きっとたくさんの木の実があって、それをワイワイ選んで中にワイルーロをちょっとこぼしながらキャッキャキャッキャ言いながら詰めて、苦戦しながら紐を通し、振ってみてニヤニヤしちゃうという光景は。想像はできるんです。

 

でもやりたい!

 

ということで、ディジュを担いで高尾山に乗り込み作ってまいりました。

 

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まずは球につかう木の実を4個選ぶところから。大きさ・形・硬さだけじゃなく、穴の大きさも違うのでじっくりと自分の作りたいサイズで良いセットを探します。

 

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球と一緒に紐も選びます。これはアフリカで布を結って作った紐。雑貨屋さんとかでアサラトを買った時についてるあれです。色味もいろいろあるよ。

まず、ここまで選ぶのにとうぜんみんなとても時間がかかるw

 

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今回選んだ子たちはこんな感じ。せっかく作るんだもの、真剣ですよね。ボクもです。

少しヒビが入ってるのはご愛嬌。(ここには書きませんが普通のアサラトを買うよりもお安いお値段で作れちゃいました)

 

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さて、選び終わったら、球にひもを通すコツを習います。紐の先にセロハンテープをくっつけてコヨリみたいな感じにしておくと、あとで穴の反対側に通しやすいそうです。これはボクもやります。

ちなみに、アサラトの実の穴の部分がちょっととんがった方を外側に、丸まってる方を内側に向けます。(合ってるかな?)

 

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片方の球の片方の穴に紐を通したら、さあ中身を入れます。今回はいろんなものをご用意いただいていました。

 

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大豆。大きいので、球が大きく穴が大きくないと入らない。音はダイナミックでコロコロする。

 

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小豆。これはセミカスタムのアサラトによく使われていますね。重さの調整とかに丁度いいみたいです。

 

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ワイルーロ。アサラトといえばコレ。みなさんの鞄の底にもポロンとこぼれ落ちたものが入っていませんか?幸福の実とよばれているそうなので、そのままでいいと思います。

ワイルーロ - Wikipedia

 

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BB弾。やっぱり硬い音になります。プラスティックのパチカみたいな音色を少し混ぜたい場合に良い。

 

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中身を入れ終わったら、穴の反対側まで紐を通し、さらに2個目を通します。

 

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左右の重さのバランスを考慮しながらも、中身のバランスは変えて音を変えたりするのもオモロいです。入れ終わったら紐結んだら、ほらアサラト!

 

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そこからさらに仕上げに入ります。100円均一などで売っているくらいで構わないらしいのですが、ハンドクリームを球4個に対して写真くらいの量でしっかり塗りこみます。

 

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こうやって、色味が変わってきた。

 

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全部塗ったら出来上がりです!

 

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1時間ほど集中したので、ドリンクを飲みながら休憩。この日の一番人気はアイスチャイ。とってもいい天気で暑かったですしね。 

 

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最近愛用の響モデルと並べてみた。悪くない雰囲気でしょう?

 

実は、このアサラトづくりは希望者のみで、既に持っている人や作るのはいいや、っていう人は2名いる先生のうちのもう一人(アサタクローの作者さん、フジシマヒロシさんです!)が、普通にワークショップで振り方のレッスンをしていました。

あまりにつくるのに夢中で観ていなかったですw

もちろん、アサラトづくり組もアサラトレッスンには参加します。

休憩をはさんで、フシジマヒロシさん・モリタミキさん、二人の先生によるアサラトレッスンの開始です。

 

参加しているメンバーのアサラト経験はかなりバラバラでほぼ初めて持つ人もいれば、何年も触っている人も、うまい人もこれからな人も、という感じですが、不思議なことにそのギャップ感をほぼ感じずにレッスンが進んでいきます。

これはきっと、楽しむというのがとても大きなポイントになっていたことや参加している方々も含めたリラックスした空気が理由なんだろうな、と思います。

フリフロやハングフリップ、ディレイドのリズムをみんなで作る、など14名という少なくない人数にも関わらず、みんなで合わすと、ことごとくあっていきます。これには先生のお二人もびっくりするくらい。

初めての方は無我夢中で、すこし経験のある方はまわりの音を聴き合わせることを意識しながら、と実はやっているレベルが微妙に違うんですが、印象的だったのはみんなの笑顔です。

その場を楽しもうと思っている人が集まって、とてもオープンな雰囲気で、それぞれが持っているものをシェアする、という場はとても気持ちがイイ。

ボクはたまたま隣りに座った方とおそらく同じくらいのレベルだったので、参加者同士でもやり方を教えたり教わったりが自然発生していて面白かったです。

 

ワークショップは2時間で終了し、その後時間に余裕のある方々でTOUMAIのランチを頂きました。ボクはオムカレー!

 

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美味しかったオムカレー。また食べたい。でも他のものも気になります。

 

で、ここで普通であれば、解散、お疲れ様でした〜、となるのですが、今回のワークショップは違った!食事を食べながらもアサラトの話が始まり、アサラトを初めて持ったときはどうだったとか、初めて買ったお店の話しとか、いろんなアサラトを触ってみたりとか、さらにはアサラト熱が冷め切らずにそのまま練習大会になったりとか、普通のワークショップだとありえないボリュームでなんと夕方の5時までみんなで楽しくアサラトを振っていました。

 

場所の空気・人の空気・そしてなによりその場を作り上げている主催のおふたりのアイデアと技術、みんなの笑顔、これはちょっと癖になるワークショップだなーと思いました。年齢層の広さ・男女比が同じくらいというのも参加のしやすさを加速させるかも。

 

次回は4/25(日)に立川のパン屋さんゼルコバで!こちらも要チェックです。

アサラトって聞いたことあって興味はあるけど、実際にやった事ないんだよなぁ、という人から、もっともっと技を磨きたい!という人までオススメのワークショップです!

個人的には特にアサラトを始めたばかり、という人たちに経験してみてもらいたいです。きっともっと好きになります。

ヒロシさん、ミキさん、一緒に参加したみなさん、楽しかったです!ありがとうございます。また、参加します!