そのドアを開けたらゾンビがいる

わかっているんだけどねぇ〜☆

タップ・ワークショップの無料体験に行ってきました!

IMG_1084先日ステージを見てきたタップダンス。リズム楽器という面で非常にオモロかったんですが、なんと無料体験教室がある、という情報を得て、すもけはせひろという北海道勢2人と一緒にお邪魔してきました。

 

今回無料体験を開催していたのはKAZ TAP STUDIOという中目黒にあるタップダンスの教室。タップダンサーの熊谷和徳さんがプロデュースしている教室です。

熊谷和徳さんと言えば、名前は知らない方でも、この動画を観たことある人がいるかもしれません。ボクは実際にこの動画で彼の存在は知っていました。

 

AFRA - Kazunori Kumagai - Beatbox vs Tap - HUMAN BEATBOX

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まー、タップダンスという概念はこれでぶっ飛びますよね。ビートボックスとガチバトル、みたいなことがまさに目の前で展開されます。ダンスと言うより演奏です。

さらにあのDJ Krushとも共演している。

 

DJ Krush + 熊谷和徳 at Taicoclub Kawasaki'09 _2

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もう、セッションですよね、完全に。ハンパない…

 

ボクもこういうリズム楽器としてのタップに興味を持ったので、体験させていただく場所としては最適だろうとお伺いしました。

 

さて、当然ボクはタップダンスなんてテレビでたまーに目にするくらいでまさか自分がやることになるとは思いもしなかった未経験者です。

まずは靴に感動。

 

IMG_1082

あの鉄のやつがついてますよ。チップというらしい。

ボクは足がちっちゃいので、結果的に結構デカめの靴で練習することになりましたが、それほど困ることもなかったと思います。タップをやる人の中ではわざと大きめのシューズを履いたりすることもあるらしいです。

 

スタジオ、ということで鏡もあります。

 

IMG_1083

運動的要素があることをすっかり忘れて、イベントの間を抜けてフラリとあまりに普段着で来てしまったので、ちょっとおどおどしていました。

 

レッスンは、初めて体験する人に向けたもの(だと思われる)で、先生の村田さん(ちょう感じの良い人で、この人のノリのおかげでとても楽しかった、というものあります)が基本的なタップの踏み方をリズミカルに教えてくれます。

今回習ったのは、足全体で踏むスタンプ(ストンプ?)、足の先の方のチップでならずボール(高い音がする)、かかとのチップで踏むヒール(低めの音)、ボールを前に蹴るように鳴らし反動で後ろに返ってくる時も鳴らすシャッフル(いわゆるタップでイメージする動き)で、これらを組み合わせればいろいろな動きが出来ますよ、というもの。

ここでポイントだなぁと思ったのは、凄くシンプルな動き、例えばただ足踏みをしているようにスタンプだけをやるとかであっても、村田さんがみんなの踏むリズムの裏に「ンッ♪」を声を入れてくれて、普通のリズムがより楽しくノリやすくなるようにしてくれていたこと。

つまり、左右交互に4回足踏みをする(右・左・右・左)時のリズムを、

わーん↓・つー↓・すりー↓・ふぉー↓

じゃなくて、

わん↓ンッ↑・つっ↓ンッ↑・すりっ↓ンッ↑・ふぉっ↓ンッ↑

っていう感じで、裏を入れてくれるだけで、よりノリがよくなる。よくエアロビの先生が「ワンエンツッエンスリッエンフォー」ってやってるあのノリです。

ただ足踏しているだけなのを「ンッ♪」で体が上に上がるリズムが出来て、それにあわせて体を動かすと感じるリズムが倍速になってスゴク楽しい。

 

こんなかんじでボールもヒールも一度リズムにノってしまうと、リズムパターンを拡げる音色の違いみたいで、ヒールがバスドラ、ボールがスネア、スタンプはクラッシュシンバルとバスドラとスネアを一緒に叩いた感じ、とかイメージしながらやると、やっぱりダンスじゃなくて楽器ですよ、これ。

 

リズムの練習の仕方も、コールアンドレスポンスみたく先生がパターンを教えずにいきなりやるものをみんなで踏んだり、生徒同士2人ペアで向きあって、今回覚えた基礎の組み合わせで自分でリズムを作りコールアンドレスポンスをしたり、頭でっかちになる暇もなく楽しさが先行する進行。あ、ここラップ調で読んでもいいです。自分で考えたリズムを披露したりもしました。

 

最後はタップの基礎だという「シムシャム」というのをみんなで覚えて踏みました。

 

タップ ~シムシャム~ ゆっくり

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ボクらはこれにさらにブレイクを入れるところまでをやりましたが、練習しているときはこんな簡単そうに見える動きでも頭がこんがらがりました。

 

あっというまに1時間は過ぎ、わりとしっかり汗ばんで練習は終了。

正直タップはさすがに敷居が高かったり、めんどくさく感じたりしそうで、ほかの楽器と比べるとハマらんだろう、とタカをくくっていたボクはあまかった。

すごく運動にもなり、踊るのは楽しいし、なによりリズムメイクが体にも耳にも心地よい。

ヤベえ…タップ、オモロい。

村田先生、スタジオの方々、一緒に練習したみなさん、楽しかったです、ありがとう!

今のところ筋肉痛にはなっていません。

さて、つぎはどうすっかな…

 

 

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