「ゾンビ」という名前がついているミュージシャンは、それこそThe ZombiesからはじまってWhite Zombie、Zombie Nationといろいろあって、それこそWhite Zombieのロブ・ゾンビ(だけどベジタリアン)なんかは映画の監督までしちゃっていますが(最新作はなんとあの『ハロウィン』でした)、もっとチープでおバカな雰囲気漂う、おフランスの2人組、Zombie Zombieを今日はご紹介します。
まずはこの動画を観てみてください。
ZOMBIE ZOMBIE Driving Clip Simon Gesrel Xavier Ehretsmann
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(このPVを観ていただいた前提でお話ししますが...)
もうこのオープニング(「ジョン・カーペンターに捧ぐ」!!!)からして、いかにもという感じあふれますが、始まってみたら人形劇!
こまかなノイズが見えるのは偶然でしょうか?台詞がなくてもわかるストーリー展開(星条旗のついた杭がまたタマラン)に集中して観ていると、このPVのメインである音楽があまりにもハマりすぎていて、一瞬その存在を忘れてしまうほどです。そして、最後はバタリアン方式!これ、ロングバージョンで観たい!出来れば台詞も入った1時間30分枠くらいで、サントラはすべてZombie Zombieに手がけてもらいたい。
それにしても、ここまで真正面からゾンビ・ゾンビしたというかホラー・ホラーしたダンスミュージックって、それこそスリラー以来じゃないでしょうか?本当に正面からゾンビ感が垂れ流れています。
フランスから、ということもあって、すぐにDaft PunkやJusticeが引き合いに出されますが、このゾンビなミニマル感の徹底っぷりで、ここは敢えてMotorbass あたりを引き合いに出したい。
ひさしぶりにがつんと来た1枚です。出来れば、しっかりとこのB級感をキープし続けて行ってほしいです!
Word and Sound (2008-06-10)
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