シスコレコード通販部からメールから『Basic Channel / Rhythm & Sound 名盤CDが一挙に再発!!』というタイトルのメールが来ました。ラインナップの中には『Showcase w/ Paul St Hilaire(a.k.a. Tikiman)』も入っていました。
- Label: Burial Mix
- Release: 1998
- Never Tell You
- Never Tell You (Version )
- Spend Some Time
- Spend Some Time (Version)
- Ruff Way
- Ruff Way (Version)
- Whar A Mistry
- Whar A Mistry (Version)
- Why
- Why (Version)
(hidekさんのciscoletをようやく使う時が来た!と思ってたら、使えなくなっていた。残念。復活しないですかね?)
『Showcase』と言えば、おそらくボクが「Dub」というジャンルを避けて通れなくなってしまった決定的なアルバムです。
ボクは、「人生で一番好きなレーベルはどこ?」と訊かれたら、いつもまよわずBurial Mixをあげるくらい、このアルバムとそれ以降のRhythm & Soundの一連の作品にはヤラれてて、今までこのレーベルがリリースしたものは、アナログ、CDすべて購入しています。
それ以前、やたらJimmy Cliffが好きだったとか、Lee "Scratch" Perry & The Upsettersの『Super Ape』を真夏にあせ垂れ流しながら聴いていた、ということはあっても、ジャンルとして、音楽の成り立ちとしての「Dub」というものに深く興味を持ち出すきっかけは98年のこれだったと思います。
今、このアルバムをAmazonで買おうとすると、売り切れで、あるのは中古の6,603円〜という状態で、そのうち入荷するでしょうが、シスコレコードではいち早く入荷→メールでお知らせしてくれました。
ボクはこのアルバムは持っているので、買う事は無いんですが、そのメールのお知らせの中には『Rhythm & Sound』(レーベル名もRhythm & Sound!アーティスト名もRhythm & Sound!アルバムタイトルもRhythm & Sound!オレたちみんなRhythm & Sound!)の再発も!
早速、カートに入れ、先に進んだところで、うっ!と、止まってしまった。
むむむ、今はこれ以外、購入の予定が無い。アルバムであと5〜6枚というのは厳しいな、と思ってたらふとiTunes Storeを思い出しました。iTunes StoreではR&Sもの やBasic Channelのモノ がやたら充実しているんです。
当然、CDで買うよりも安い。しかもDRMフリーのiTunes Plusなのでファイルの余計な制限を気にする事も無いです。
思わず買いかけましたが、やっぱりCDで欲しい。音質が云々とか音楽ビジネスの構造がとか、そういうことじゃなく、自分の好きなアルバムをちゃんと自分の手にして、大切にしまったり眺めたりしたい。
かといって、mp3のダウンロード販売も結構使ってるし、要はその時の気分や、そのアーティストに対しての自分の距離感みたいなものの違いによって、購入方法がいろいろ用意されているのは、良い事だと思っています。
Burial Mixに関してはアナログで持っているにもかかわらずCDも買ったりして、人によってはなんて無駄なことをッ!と思うかもしれませんが、ボクは大変満足しているので良しとして、今回はCDで買おう!ということで、これまたAmazonでは売り切れなため、HMVで探したら、
出荷目安: お取り寄せ - 通常ご注文後 5-9 日以内に入荷します
との事でしたが、ちゃんとありました。
Rhythm & Sound/Rhythm And Sound
さて、今度こそ一安心とカートへ進みました。しかし、またそこでうっ!!!となってしまいました。
こ、これはボクが以前ふたを開けたらCDがまっぷたつに割れていて、泣く泣く廃棄したMaurizio/M Seriesじゃないですか!元気だったかー?おっきくなったなー、って再会に何か運命的なものを感じ(a.k.a.口実)、一緒に我が家におむかえする事に。
予定よりも1枚多く買う事になってしまいましたが、なつかしいアルバムに再会したので、むしろ良かった、と思って3度目の正直でカートへ。しかし、HMVレコメンド、したたかです。
うぉぉぉぉぉ、Poleのやつ、まとめてCDになるのかぁぁぁぁっ!!!
HMV レビュー
ドイツ・ベルリンを拠点とし、ダブ・エレクトロニカを牽引するレーベルScape。「コンテンポラリー・エレクトロニック・ミュージック・シーンにおいてダブの影響を及ぼす」ということを基本理念に、Kit Clayton、Jan Jelinek、Deadbeat、Frivolousなど多くのアーティストを輩出してきた。そのSpaceの主宰者の一人であり、かつてベーシック・チャンネルのスタジオ"Dubplates & Mastering"で、カッティング・エンジニアを務めたサウンドの権威、Stefan BetkeことPOLE。ベーシック・チャンネル以降のクリック系クリエイターを代表する存在として常にシーンを席巻してきた、そのPOLEがkiff sm/piasレーベルから発表し、ここ数年入手困難になっていた「1(blue-1998年作)」、「2(red-1999年作)」を含む初期3作をセットにして、自身のレーベル“Scape”より再発。しかも4曲のボーナス・トラックを追加しての復活!!!!青、赤、黄の3作品を覆うのはグレーのジャケット。新鮮な音に飢えていた当時のテクノ・ファンに大きな衝撃を与えた「1(blue)」から、高音がやや抑えられ重みを増した「3(Yellow -2000年作)」の3枚はいずれもテクノ・ファン必携盤。これを持たずしてクリック系テクノは語れない!
このレビューを読んでいただければわかる通り(わかるかーい!チーン!)、大変な傑作3枚が1つのセットになってしまいました。これも、それぞれはアナログで持っているんです。1も2も3も。でも、でも「4曲のボーナス・トラックを追加しての復活!!!!」って、イクスクラメーションマークまで4つにするなんて憎い演出まで!ただでさえ、CDで買い直す事を逃し逃して来たこのアルバムがこんな時にッ!
ハッ、まさか、これも運命!?(a.k.a.口実)
と、いうことで、Rhythm & Soundだけを買うつもりだったのが、うっかり3枚も。でも、おかげで、「輸入盤CDどれでも3点買うと25%オフ キャンペーン対象商品です。マルチバイ値引価格が適用されています。」と、25%オフになったんですが、それが良かったのかどうかわからないくらいのスムーズな展開、そして、一括配送にした為、一番取り寄せの遅いM Seriesの「21〜35日以内に入荷します」という、もういつ来るのか計算するのが面倒な状況に着地しました!
ちなみに、今HMVでは「プレゼント情報~HMV渋谷&ONLINE10th記念サイト~: HMV.co.jpで使えるギフト券500円分をどどんっと 1,000名様にプレゼント!」というキャンペーンをやっているみたいです。条件に当てはまる方は応募しちゃうと良いと思います。