仏・独・英・伯というワールドカップのベスト4?みたいな4組のポップなアルバムをローテーションで聴いています。
その中の「独」デジタリズムのアルバムをしばらく聴いていて思ったのは、他の3組が元題(のカナ表記)のままに対して、デジタリズムだけが「デジタル主義」という邦題のつけられたという事がなんか変にイメージにあってる気がして納得です。
そこは、やはりドイツである、という感じで、「ロックしている」けれども、ロックではない。それをロック的なフィールドにも馴染ませたのはキツネの手腕だと思います。
デジタリズムを聴いていると同じドイツのウェストバムのDJを思い出します。大箱で聴いたら最高な、あのたくさんの人を見事にのせてしまう、音に存在感を与える不思議なDJ。デジタリズムもまさに大箱映えするようなトラックたちが揃っているのでウェストバムが回しているのを聴いてみたいです。「I Want I Want」なんかもう、大騒ぎになります。
そんな彼らもサマソニにやってきます(2回目の来日ですよね)。しかもライブです。
いわゆるバンドにありがちな「アルバムと全然違うじゃんか!?」ということはないと思いますが、その分、アルバムではない何か的な音のサプライズを期待します。
デジタル主義(初回限定盤)
Digitalism |