おともだちのきりあのさんに「nowa」に招待していただきました。ありがとうございます。
まだ、ぱっとみただけで、なにができるかはもとより、なにをしようかもかんがえてないのですが、それでもやってくるのが「名前付け」の儀式。実は僕はこれが大好きなんですね。
スピッツのアルバムにも「名前をつけてやる」というのがありますが、そういう意味ではミュージシャンは名前をつける機会が多いですよね。スピッツ、という言葉が出てきたのでついでですが、「ルキンフォー」これは本当にずるい(=素敵)。もし万が一、「Lookin' for」とか「Looking for」にしちゃってたら、「ルッキン・フォー」とか「ルッキング・フォー」とかルビがついちゃうじゃないですか?そしたら、もー、だっさいだっさい。(そういう歌を作っている日本のアーティストの方がいたら、ごめんなさい。あくまでささやかな趣向です。)
それを自分達で、しかもちょっといい発音風に「ルキンフォー」ですよ?すばらしいね。
このクサノマサムネさんのネーミングのスルーパスに、 巧 です。
で、肝心のnowaのページのタイトルは、
Bob Dylanが見てる(ぼぶみて)
なんのこっちゃジョンカビラですが、たまたま目の前にあるレコードラックからBob Dylan(のレコードジャケットの写真)がこちらを見ていたので、「あー、Bob Dylanが見てるなぁ」と思ってつけました。でも、これがJames CarrとかNeil YoungとかTelevisionの面々だったりしても、「James Carrが見てる」とか「Neil Youngが見てる」とか「Televisionのみんなもっと飯を食って太れ」とかにはならないですね。やっぱり「Bob Dylan」が「見てる」という言葉がしっくり来ました。
自分で「Bob Dylanが見てる」と言ってみると、ということは「ぼぶみて?」と思ったので付け足しました。
ちなみに「マリみて」こと「マリア様がみてる」は僕はまったく見ていません。昔職場でやたら「マリみて」「マリみて」という言葉を耳にしたので、どんな呪文だ?と思ってたら、「マリア様がみてる」というものの説明とその略で「マリみて」だ、と教えてもらいました。残念ながら「マリア様がみてる」の方にはアンテナが引っかからなかったのですが、「マリみて」という言葉は、そのなんか言いづらいようなすっきり納得がいかないような引っ掛かりがやけに気に入り、何かを理解していないのに「マリみて」って言いたいな、とか思ってました。
そんなこんなで自分でもあまり期待せずにネーミングだけで満足しています。