近所のTsutayaでCDを借りてきました。5枚で1000円だったのでもちろん5枚借りましたよ。こういうセールの時って結構ざっくり物がなくなっていて、借りるものがなかったりするのですが、幸いFenneszの『Endless Summer』とか借りてるので、そういう心配とはちょっと距離を置いたLIFE。
でも、TsutayaにFenneszなんて置いてるんですね。ちょっとビビリました。
2000年前後くらいに池田亮二さんかだれかのアルバムを試聴して、「ちょっとここまでは行かないかな」と当時引き返した記憶があるのですが、Ovalは割とよく聴いていたりして、僕の中のパブリックイメージとしての”mego”とかFenneszは「本当に真剣なノイズ」という感じでうかつに手を出しちゃいけない感があったのですが、そこはTsutayaパワーとこのジャケットで気軽に借りて、聴いてみました。
結論から言うと、いまの自分の波長みたいなものにも大いに関係はあるでしょうが、これすごいアルバムですね。佐々木敦さんがライナーですごい断言をしていたので、「ちょっとそれは言い過ぎだろうよ」と(聴く前だったので)思って読んでいましたが、こいつはすごいです。昔、Autechreのアルバム『confield』を聴いて、「ポップだなぁ」と思ったことがありましたが、この『Endless Summer』もコーラの炭酸のシュワシュワが体にしみこんでくるようで、そこはかとないポップさも内包していて、こりゃー、ちょっと反則だろう、と。
(同じくライナーでピックアップされていたPimmonやEkkehard Ehlersも気になってきたぞ。)
なんて言うんだろうな、なんかのどが渇いたような感覚を耳に感じたら、これを飲み干すように聴けばいい、そんな感じです。酸素カプセルに入ってこれを聴きたい!
bcktspc君、これもMixに混ぜておくれよ。アンビエントではないと思うけど。ぬぉー、CDJ欲しかぁーッ!
エンドレス・サマー
フェネズ 俺の星:★★★★★ |