過去に一度、頂き物を育てるのに失敗し枯らしてしまった経験のあるチランジア。
その当時はそれほどキチンと調べようともせずに失敗したので、自戒の意味もこめてチランジアには近づかないようにしていたのですが、お供で行った園芸店でクロカータ・ジャイアントというチランジアに一目惚れしてしまい、チランジア・リベンジに挑戦することになったのが去年3月末。
そこからなんとか1年以上たち、一通りの春夏秋冬を経験し、第1号であるクロカータ・ジャイアントもすくすくと育ち、さらに仲間も増えて17個のチランジアを育てるようになりました。枯らしたらどうしよう、水をやりすぎてもいけない、蒸れてダメにしないようになど、さまざまな心配と共に成長を見守ってきましたが、最近ようやくリラックスした感覚でチランジアと接することができるようになった気がします。
すくすく育ってくれていると期待してしまうのが花芽や子株を出してクランプしてくることです。実は、チランジアの花芽はすでに1つ、春先にブッツィが咲いてくれたお陰で経験できました。
花が終わったあとは切り落とし、なんとか子株ができるところまでたどり着いたので、このブッツィ我が家では切り込み隊長的な存在ですが、今回はチランジアの中でも存在感もヤバく特にお気に入りなドゥラティーに動きが…!
手に入れたのは今年の2月末。なかなか実物を見る機会がなかったドゥラティーですが、世界らん展のDOCさん*1のブースで発見!
ほどよい流木が手に入ったので巻きつけました。ドゥラティーは葉を伸ばしたあと自ら折れ曲がってその葉で木などに巻きついて着生していくカッコいいやつなのですが、その伸びる長さはだいたい同じくらいみたい。上下のバランスが良い。
普段葉が伸びている上段の高さがなんか低くずんぐりむっくりになったなと気になったのが7月末くらい。上下のバランスが崩れたからか大きくなったなぁと感動はしたものの、より猛々しく見えてカッコ良いのであまり気にせず順調順調と呑気に構えていた。
そして現在のドゥラティー。
どうも普段の葉の感じと違う。これはおそらく花芽。まさかこのカッコいいドゥラティーにまで花芽が来るとは!なかなか存在感があり良い香りの花が咲くそうなので、引き続きワクワクしながら見守っていきますというノロケ話でした。
*1:ネットショップもオープンしたそうです。