そのドアを開けたらゾンビがいる

わかっているんだけどねぇ〜☆

あぁ、誘惑のセラーメイト!

私のような初心者スパイスカレーファンがハッと息を飲むと噂のあるある、セラーメイトを導入したが最後、積み上げがち、という都市伝説。やはり実在していることを我が家でも確認しています。

コリアンダー、クミン、カイエンペッパー、ターメリックの4パウダースパイスにクミンシード、マスタードシードあたりを、やはりはじめは近所のスーパーで私も買っていました。

ギャバン コリアンダー パウダー 75g

ギャバン コリアンダー パウダー 75g

 

GABANとかのボトルのやつ、手に入りやすく適量で、これくらいなら使い切れるかな?みたいな悪魔の誘惑です。今でもモノによっては重宝している。

でも、どうやらこれくらいのサイズ感がいちばん覚悟しにくい。わりと早い段階で訊かれます、「あなた…『覚悟して来てる人』…………ですよね」と。

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たぶん、引き返すならこのタイミングだし、引き返しても誰もあなたを責めません。少なくとも私は責めない。

ところが、下手なりに楽しくなってきちゃうとボトルの中で使い切るものが出てくる。もう一つ買いに行く。そのあたりで、まとめて買うと安いみたいとか、どうやら専門店に行くといいらしいぞ?という情報が勝手に集まってくる。困ったものです。*1

https://www.instagram.com/p/BsnESrLAm-7/*2

コリアンダーパウダー100g 220円とかで繰り広げられている楽園が、この世にはある。買って帰る。これらは袋の包装なわけです。開封すれば当然、保管問題が勃発する。そこにあらわれるのがセラーメイトというわけです。

https://www.instagram.com/p/BonnE3RhXXM/

「いいんだ、すごくいいんだ。」*3まだまだ毛すら生えない入門者であればあるほど、道具は気分の高揚を与えてくれる。その都度「続けばいいんだ、続けば…」と言い訳で自己弁護する。

そのように主人がオオアリクイに食べられて早数ヶ月、アメーバのようにセラーメイトは増殖を止めない。

https://www.instagram.com/p/BvWe9kaAs9I/

大さじや小さじなどのスプーンがそのまま突っ込めるクチの広さとシンプルで無駄のないクリアなデザイン、息をのむ臨場感、針の落ちるかすかな音まで。WATCH A MOVIE OR BE PART OF ONE。重ねれば重ねるほどに高揚感を増す初心者泣かせの道具、それがセラーメイト チャーミークリアー。いける、まだいける…ッ!!!

あと、小さじ1/2スプーンが最近の踊るヒット賞です。小さじ1/2、よくレシピで目にしますでしょう?

セラーメイト 保存容器 チャーミークリアー S3 日本製 221176

セラーメイト 保存容器 チャーミークリアー S3 日本製 221176

 
ナガオ 燕三条 18-8ステンレス 極厚計量スプーン 2.5cc

ナガオ 燕三条 18-8ステンレス 極厚計量スプーン 2.5cc

 

*1:原田郁子の声で

*2:インド食材、スパイス専門店の通販 - マヤバザール

*3:映画『お早よう』より。ゴルフクラブを撫でながら独りごちる佐田啓二

あぁ、誘惑のカレーリーフ!

スパイスカレーはまっちゃった人あるある、育てるところからしがちのコーナーが始まりました。

https://www.instagram.com/p/Byw6lEkARJh/

もちろんこれは、カレーリーフをわざわざ苗で育てるという心的ハードルをクリアするためのサイズでしかなく*1、需要と供給のバランスが著しく悪いので、壁が壊れた今、追加せざるを得なくなります。

https://www.instagram.com/p/B0snGKagYQ2/

この季節は他の植物同様、もりもり育っていく季節なので数日で変化を見せてくれる嬉しい時期でもあります。

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わずか1週間もするとこうなっている。
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他の植物と同じように観察しながら育てていきます。普段あまりやらなかった剪定が絡むので不安と期待って感じです。参考になる情報を集めてくれているサイトなどで勉強しながら頑張ります。

カレーリーフ Curry Leaf

ちなみに1つめは鉄板のオザキフラワーパーク、2つめは自由が丘のお花屋さん ブリキのジョーロ*2で買いました。ご参考まで。

 

 

 

*1:この子も大切に育てるゾ〜!

*2:柱サボテンなんかもここで見つけていてとても好きお店です。

サーモス保冷缶ホルダーの感想を言ってたらアホの子みたいになった。

https://www.instagram.com/p/B054-JYgqN5/

アウトドアなんかで重宝されるであろう本製品、私がもし買うならプライオリティは室内、テーブルや缶を持つときに手が濡れないコースターがわりプラスそこそこの保冷くらいの軽い気持ちで、おすすめしてもらったこともあり購入。

思いのほかというか、笑っちゃうくらい良かったのですが、笑っちゃった理由はこんな感じです。

  1. 味わいにベストな温度のまま飲み終われる。
  2. 水滴で手やテーブルが濡れることが無い。
  3. 缶の強度を気にせず握れる。

ひとつめの保冷性能について。500ml対応のものを買ったのですが(これもポイントかも)、冷えたビールを50分くらいかけてちまちま飲んでいても最後まで冷たいしかない。でも待って。考えてみたら、常温を除けば、飲み始めてから飲み終わるまで、その飲み物に最適な温度のままで飲み終われるという経験なんてそんなにしたことなくないですか!?しかも500mlで!だから飲むたびに驚いてしまうのだよ。

ふたつめ、テーブルが濡れたり手が濡れたりすることに神経質になる人はとっくに対策を練っているとは思いますが、保冷することでそもそも水滴の発生を最小限に防いでくれているので、手拭いを巻くとかナイロンとかのペットボトルホルダー的なものの水分を吸収してくれる使用感とはそもそもが違う。確実に手もテーブルも濡れない。ホルダーの中ですら若干水滴が見受けられるレベル。こんなのサノスの部下のエボニー・マウが手をフワッてやって「ホルダーを持っている自分が逆に凍っていた」みたいな拷問を受けてでもしないとこの感じはありません。

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みっつめですが、これは盲点というか怪我の功名というか、ホルダー自体の性質上、手でつかんだ感触がガッシリしています。多少の重さがあるので文字通り「掴む」感じで手に取るのですが、その時チカラをそこそこ入れていることにはじめは気づかない。よく考えたら缶だとそんなしっかり掴んだら缶が凹んじゃう。そういうことを気にせずガシガシ掴めるのは、酔っ払いにとってのdelight以外のなにものでもありません。素晴らしい。

ただこれが350mlで同じように感じるかというと、そこは自信がない。すぐ飲み終わっちゃうものにホルダーはいらないかもしれない。と考えると、やはり狙うなら500ml。明日には届くのでは…?

サーモス 保冷缶ホルダー 500ml缶用 ブラック JCB-500 BK

サーモス 保冷缶ホルダー 500ml缶用 ブラック JCB-500 BK

 

ドゥラティーに花芽のような動きが…!

過去に一度、頂き物を育てるのに失敗し枯らしてしまった経験のあるチランジア。

その当時はそれほどキチンと調べようともせずに失敗したので、自戒の意味もこめてチランジアには近づかないようにしていたのですが、お供で行った園芸店でクロカータ・ジャイアントというチランジアに一目惚れしてしまい、チランジア・リベンジに挑戦することになったのが去年3月末。

https://www.instagram.com/p/Bg_J6_1lYav/

クロカータ・ジャイアントチランジア リベンジなるか…

そこからなんとか1年以上たち、一通りの春夏秋冬を経験し、第1号であるクロカータ・ジャイアントもすくすくと育ち、さらに仲間も増えて17個のチランジアを育てるようになりました。枯らしたらどうしよう、水をやりすぎてもいけない、蒸れてダメにしないようになど、さまざまな心配と共に成長を見守ってきましたが、最近ようやくリラックスした感覚でチランジアと接することができるようになった気がします。

すくすく育ってくれていると期待してしまうのが花芽や子株を出してクランプしてくることです。実は、チランジアの花芽はすでに1つ、春先にブッツィが咲いてくれたお陰で経験できました。

https://www.instagram.com/p/BvDL-r1gCQW/

花が終わったあとは切り落とし、なんとか子株ができるところまでたどり着いたので、このブッツィ我が家では切り込み隊長的な存在ですが、今回はチランジアの中でも存在感もヤバく特にお気に入りなドゥラティーに動きが…!

https://www.instagram.com/p/BuJb8hcAQqK/

手に入れたのは今年の2月末。なかなか実物を見る機会がなかったドゥラティーですが、世界らん展のDOCさん*1のブースで発見!

https://www.instagram.com/p/BxTymWgAMgk/

ほどよい流木が手に入ったので巻きつけました。ドゥラティーは葉を伸ばしたあと自ら折れ曲がってその葉で木などに巻きついて着生していくカッコいいやつなのですが、その伸びる長さはだいたい同じくらいみたい。上下のバランスが良い。

https://www.instagram.com/p/B0lQTk3A3Fp/

普段葉が伸びている上段の高さがなんか低くずんぐりむっくりになったなと気になったのが7月末くらい。上下のバランスが崩れたからか大きくなったなぁと感動はしたものの、より猛々しく見えてカッコ良いのであまり気にせず順調順調と呑気に構えていた。

https://www.instagram.com/p/B013cwHgefS/

そして現在のドゥラティー。

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どうも普段の葉の感じと違う。これはおそらく花芽。まさかこのカッコいいドゥラティーにまで花芽が来るとは!なかなか存在感があり良い香りの花が咲くそうなので、引き続きワクワクしながら見守っていきますというノロケ話でした。

ティランジア~エアプランツ栽培図鑑 (アクアライフの本)

ティランジア~エアプランツ栽培図鑑 (アクアライフの本)

 

*1:ネットショップもオープンしたそうです。

Global Plants グローバルプランツ

コーヒーゼリーを作りましょう。

毎日のように豆を挽いてコーヒーを淹れているくせになんでこのことに気づかなかったんだろうシリーズ、今回はコーヒーゼリーです。

https://www.instagram.com/p/B0qTqEhgsTo/

材料

  • コーヒー豆:30g
  • 湯:300ml
  • ゼラチン:5g
  • 水:20ml
  • 生クリーム:好きなだけ
  • シロップ:好きなだけ

 

手順

  1. ゼラチンを水20mlで戻しておきます。
  2. コーヒー豆30gで300mlのコーヒーを淹れます。濃度は100g/Lで濃い目のコーヒーです。*1ちなみにコーヒーはハンドドリップを4:6メソッド*2で淹れているので、45秒ずつ60mlを5回に分けて注いでいます。
  3. コーヒーが入ったらミルクパン程度の小さい鍋に移していったん煮立てます。
  4. 煮立ったらすぐに火を止めて、水で戻したゼラチンを投入し、混ぜながら溶かします。
  5. ゼラチンが溶けたらボウルなどの容器に移して粗熱をとり、器などにうつして*3冷蔵庫で2時間以上冷やします。

これで完成です。

食べる時にシロップをひと回し、生クリームもいい感じで入れていただきます。

 

日常的にコーヒーを淹れているならもっと早くやればよかったのに、と感じるくらい簡単に出来ます。そして美味い。美味いコーヒーを使って作るゼリーは美味い。

豆は深煎りがコーヒーゼリーには向いているとよく聞きますが、作ってみた感じだと中深煎りくらいでも全然問題ないと思いますし、ブルーボトルなどに代表される明るめの焙煎のコーヒーでもいけそうな気がしているのでこれから試そうと思っています。

 

森永製菓 クックゼラチン 13袋入

森永製菓 クックゼラチン 13袋入

 

*1:わたしは普段67g/Lくらいで淹れます。30gなら450ml出してだいたい2人分です。

*2:https://www.hario.com/manual_pdf/KDC-02-B.pdf

*3:わたしは100mlずつ3つの器に入れています。1個分にちょうど良い量だと思います。

日傘

日焼けしたくないとかいうレベルではなく刺すような強さの日差しとのぼせるを越えてくる暑さにかなり身の危険を感じていた。そのキツさに辟易して、たまたま立ち寄った傘屋で『銀行員の日傘』という折りたたみの日傘を手に入れた。今までも日傘は気にはなっていたし、導入したいとは思っていたものの、どうもルックスにピンとくるものがなくスルーしていたので、念願の日傘を手に入れた。

どうせ日傘を使うならザ・機能性といった感じのものが良かったのだが、これは大正解だった。

「銀行員の」という商品名が付いているが、イメージとしては炎天下でお店の行列とかに並ばなければいけない時に気の利いたお店だと貸してくれるようなあの無骨なやつ。外がシルバーで中が黒。そう、こういうのだよ。

しっかり雨が降っているのに傘を差さずにずぶ濡れになることにはもちろん抵抗があるが、ここ数年の夏の日差しの下で日傘を差さずに出歩くというのは、雨の中ずぶ濡れで歩くのと同じくらいかそれ以上にありえない事だというのを、日傘を実際に使ってみて痛いほどわかった。痛感ってやつ。今までサングラスと帽子などでどうにかしようとしていた事を謝りたい。

具体的な機能紹介などは商品のページを見ていただきたいが、謳われている99%のUVカットというのもそうとうスゴいらしいですが、差してみた実感としても差さないのに比べて日傘が確実に涼しく(温度が7℃近く下がっているというのをテレビでやってたらしい)、遮光性だけでなく遮熱性というのの重要性を知った。

今後はこの日傘無しでは出歩きません。安心感がスゴい。

 

https://www.instagram.com/p/B0vVwBWgQ9c/

https://www.instagram.com/p/B0srwysgQn0/

やってみたら気づいたこと

去年の夏の初めから「料理」をはじめた。この一年で作った料理の種類はそれほど多くはないけれど一年前と比べたら「料理する為の脳」はかなり鍛えられたと思う。

それこそはじめは、全てが完璧に用意されていてその全てを完璧に組み立てられないとテンパっていた。言うなればプラモデルを説明書を読みながら作っているようなもので、ひとつでも部品が足りないと「捨てだ!捨て!(ハライチ岩井)」と心半ば折れていた。目分量とか冷蔵庫にあるものでとかアレンジ料理なんてのはもってのほかで、完成に至るまでに不確定要素が出れば出るほどテンパっていく。はじめて車の運転をした時のことを想像してもらえれば少しは伝わるだろうか。

そう考えると車の運転と料理は似ている。偉そうに言うけれど私はゴールデンペーパードライバーです。一応路上にも出た経験だけはあるけれどその情報量の多さにイラッとしたのもあって機会を逃したまま一切運転を諦めました。その時に感じたのも「不確定要素の多さ」で、同じ道路でも自分以外の要素による変化が多すぎる。慣れれば肩の力が抜けていくのだろうが、それこそ仮免の路上研修なんかでは(状況によって変わるから仕方ないと今では理解していますが)教官によって言うことが変わったのでケンカしちゃったりした。

それと同じようなことを料理の初期に感じて、特に料理を出来る人に手伝ってもらったりすると、免許取り立ての人が助手席の人とケンカしちゃうような事例と似たようなことが起きていた。

それくらい経験値が足りなかったけど、今回はちょうどカレー作りにハマりだして楽しくなって「もうヤメだ!ヤメ!」にならずに続いた。

はじめに野菜を切ってオーブンで焼くだけ(ぎゅうぎゅう焼き)とか、野菜を切って盛り付けるだけ(チョップドサラダ)なんかをひたすら作り続けた時の、色々な野菜を切るとか、切った野菜の火の通り方の違いとかが、次のステップであるカレー作りの時に突然「あぁ!そういう理由があったのか!?」気づきに繋がってから楽しさは加速した。もちろんこんなことは料理する人や勘のいい人なら「今更!?」ってことなんだと思うけれど、私は相当鈍いので体感出来るまでに時間がかかる。

なので、レシピにない材料を使ったり代用したり、はたまた開封した材料を使い切ることを考えたりするのにも相当時間がかかっている。各材料を使い切れる最大公約数で作るとか、余るもので付け合わせを作るとか、そんなの達人の技だと思ってだけれど、最近少しずつではあるがそういうことも出来るようになってきたと思う。共同作業をするにあたっての余裕みたいなものも以前に比べればだいぶんマシになってきた(と思いたい)。

食べたいと思うもの、作りたいと思うものを黙々と作ってきただけなので効率的かどうかはわからないけれど、やってきた分だけの手応えはあるし、レシピがちがちに縛られずに一品作れた時の感動はたまらない。

そして不確定要素を状況に応じてどうやったら想定しているゴールに近づけられるかという無理ゲーのような料理から学ぶことはまたまだありそうだし、外で食べる料理や人に作ってもらう料理や料理できる人に対するリスペクトは増すばかりだ。

2年目の目標は、味の安定、ある材料での2品(一汁一菜)あたりです。

 

https://www.instagram.com/p/BwmUO07ADW5/