そのドアを開けたらゾンビがいる

わかっているんだけどねぇ〜☆

2011年宇宙の旅|[SRFDD-009] under the moon beams - EP / Hirotaka Shirotsubaki

 

前作『chapter』に続く、Hirotaka Shirotsubakiさんの新作EPがリリースされました。

なんと今回もフリー配布です!

 

借家レコーズーShakuya Recordsー

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5曲入りの今回のEP、タイトルの『under the moon beams』ジャケットのコズミックなデザインを観ずに先に音を聴いていたのですが、まさに2011年宇宙の旅というイメージがぴったりくる宇宙のサウンドトラックに仕上がっています。

 

と言うことで、勝手にストーリーを考えた!

 

1曲目「conception:1」では、大自然を俯瞰で捉えてそのカメラがどんどん高く、まるでイームズのDVDのように空へと上がっていくかのような展開でEPの初めを飾ります。

 

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1曲目の終わりから2曲目「conception:2」にかけて、その地球になにかが起こったかのような展開から2曲目で一気にその真相に音が迫っていきます。それまでの包みこむような音に少しずつズレがうまれて最後には地球が爆発する!


3曲目「conception:3」では、舞台は一変してです。地球から観るそれではなく月から観た月光。そこには重力がなく粒子の飛び交うさまも静寂に包まれています。動く個体と無重力というのを音にするならきっとこうなる。

 

4曲目「conception:4」に向かって音の月光にのって月からだいぶ離れたところまで、きっと元地球があった場所にやってきます。そこにあったはずの地球の場所はプログラミングされているものの、地球はもうない!


5曲目「conception:5」はなくなってしまった地球への郷愁。どこに行くでもなく行けないでもなくただそこに佇んでいる。悲しむわけでもなくただ出来事として地球はもうない。ないことをないと言うんじゃなくあるもの、音で表現している。

 

これがボクの勝手なこのEPの感想です。

フルアルバムが期待されます。

[SRFDD-009] under the moon beams - EP / Hirotaka Shirotsubaki