そのドアを開けたらゾンビがいる

わかっているんだけどねぇ〜☆

iTunes Storeで観た映画たち:その8

先日、『ソーシャル・ネットワーク』でも話題の俳優ジェシー・アイゼンバーグ主演作『ゾンビランド』がDVDやBlu-rayを差し置いてiTunes Storeで先行配信されていました。iTunes Storeでこういうエクスクルーシヴな配信が増えるのはそれはそれで嬉しいです。

基本は、セル/レンタル・字幕/吹き替え勢揃いが一番ありがたいです。(セル先行の際、レンタル開始予定日が記載されているのは嬉しいですね)

 

今回はビバ・ユアン・マクレガー特集な鑑賞メモです。きれいな女優さんもたくさん登場です。

 

ご注意:「つまらなかった」「オモロかった」をコメントしたり、ストーリーについても言及する場合があります。あくまで個人的な「感想」ですが、ネタバレしている場合もあります。予備知識なども鑑賞前に入れたくないタイプの方はスルーしてください。ちなみに、ボクなら観たいと思っている/いた映画に関しては予備知識を入れずに観るタイプなので、レビューなどは映画を観終わった後に読む派です。

 

 

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レンタルで初見。コレ好き!スゴく好き!なぜか今まではピンと来ず、覚えている限りだと『タロットカード殺人事件』『ザ・スピリット』位でしか印象のなかったスカーレット・ヨハンソンがどんどん可愛く見えていくし、デザインは良いし、ユアン・マクレガーは相変わらず良いし、『ブラッド・ダイヤモンド』での熱演が記憶に新しいジャイモン・フンスーは相変わらず良く、LOTRシリーズのショーン・ビーンは今まで観た中で一番良かったし、お話もオモロい。なんていうか、近未来のセットのツルッとした感覚が空きなんですよ。それこそスターウォーズのストームトルーパーたちのツヤツヤ加減とか。正統派近未来SFムービーとして十分楽しめました!

 

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字幕版をレンタルで初見。コレはとても男性向けなロマンチシズム。テーマはきっとコンプレックス、父と息子のお話。父の話(作り話?)がメインで進んでいくけど、これは息子目線なんじゃないでしょうか。最後のシーンを見るとそれまでのシーンの息子の父親に対する反発と受け入れがたい複雑な心境みたいなモノがリスペクトを元に成り立っていると感じる。とても良いお話。佳作です。ポップコーンのあのシーンはタマらないね。

 

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レンタルで初見。ユアン・マクレガー続きですが、ジム・キャリーもニコニコしてて毒がある感じがとても出ててよかった。百面相みたいな表情の、というか顔のコントロールで一躍有名になりましたが、そのすべてにココロがない感じが昔から好きでした。そういう意味で「詐欺師」という役柄はバッチリハマってた。ユアン・マクレガーの演技もスゴイ。『アイランド』のクローン人間、『ビッグ・フィッシュ』のピュアな父親の若い頃と連続で来て、このゲイの役といい、どれ一つ同じ人に見えなかった。外見じゃなく内面を見せるような演技だと思います。 

 

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レンタルで初見。ユアン・マクレガーに続き、『アイランド』からのスカーレット・ヨハンソン繋がり。ウディ・アレン監督でスカーレット・ヨハンソンが出ているものは『タロットカード殺人事件』以来でしたが、この映画は大好きなエリック・ロメールの『夏物語』を思い出した。スカーレット・ヨハンソン「主演」と書かなかったのは3人の女性が中心にいるから。ペネロペ・クルスはずば抜けてハッとする綺麗さとエキセントリック加減、ヴィッキー役のレベッカ・ホールはこの作品の中では一番良い味が出ていたと思う揺れ動き加減が良かった。その2人に囲まれるとスカーレット・ヨハンソンのドン臭さみたいなものが特出するが、そこをなによりウディ・アレンは好きなのかな、と思った。アメリカ・スペイン・イギリス3カ国の女優さん、と分かるとなんとなく色付けは納得する。

  

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レンタルで初見。いやいやヨハンソンよりもアン・ハサウェイ万歳でしょ!ということで借りて観ましたが、タイトな感じでオモロかったです。非の打ち所が無いアン・ハサウェイがドン臭い役で登場に無理がありますが、そこは目を瞑りましょう。ファッションのことはそこまでわかりませんが、とにかくアン・ハサウェイ覚醒後、着替える着替える。ここまで正統派の美人だと何も言うことがなくなりますがその分キャラクターに遊びが無くなる感じもします。21世紀のMr.甘いマスク、サイモン・ベイカーの役どころも含め、がっちり出来上がった俳優さんが多かった印象。でも安心して観れるのでたまにふと観たくなりそうでDVDが安く売ってたら買ってしまいそう。ルックス・スタイル、もうとにかく完璧なアン・ハサウェイは『ダークナイト・ライゼズ』でなんと「キャット・ウーマン」役に抜擢されました。どうなっちゃうんだろう。それでもアン・ハサウェイ万歳!