そのドアを開けたらゾンビがいる

わかっているんだけどねぇ〜☆

新コーナー『身体の神秘』第1回:土踏まず

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foot人間の身体には数々のパーツがあり、それぞれに固有の名前がつけられています。

メジャーなものから、その派生系、さらには意味がありそうでなさそうな形容系まで、バリエーションは豊富です。

 

たとえば、耳たぶ。耳のたぶ、Tab、つまみ。聖徳太子は100人の話を同時に聞いたといいますから、それはまさにマルチタスク、Tab処理が出来る耳と考えると納得が行きます。あるいは悪戯をした子供はよく昔の映画や漫画で耳たぶをつままれています。やはり納得が行く。

 

このような体の神秘の中でも、とりわけ魅力的なパーツがあります。

 

それが土踏まずです。

 

足の裏、というモノの役割として、さらには直立二足歩行して初めて人間である、という意味でも、大地を踏みしめるというのはマストです。

その足の裏の中でもっともNo Futureでパンクなパーツ、それが土踏まず。なにせ、大地を踏みしめる足の裏の中で、踏みしめない美学を貫いています。

すべての足の裏が土を踏むわけじゃないんだ、そう訴えているのです。

 

しかし、かと思えば、いざ裸足で立ってみると、だいたい土踏まずは土を踏んでいる

「ふ、踏めないわけじゃないんだからねッ…///」

と、ツンデレっぷりも見事です。

 

最近は渡り廊下走り隊などというどっちつかずな名前のユニットもいるようですが、その点では土踏まずは数段上を行っています。もし土踏まずがユニット名になると、わかりますね?

 

土踏まず踏まれ隊

 

「渡り廊下走り隊」は、走ってはいけない渡り廊下を走る、というタブーに挑む背徳心を表現しているのに対し、「土踏まず踏まれ隊」は、足の機能の大前提としての「土を踏む=大地に立つ」ことを真っ向から否定しているパーツに対して、何ならオレがお前を踏んでやる!とお門違いも甚だしい挑戦を挑んでいるのです。これはもう「悪魔のバイブル」と称された『エンゼル・ハート 』も真っ青な背徳の極みです。

 

さらには機能面に着目すると、もっと奥が深い。

 

直立二足歩行を行うことで次第に形成されるため、生まれたばかりの赤ん坊にはない。なお、直立二足歩行はヒト以外の動物にも見られるが、土踏まずが形成されるのはヒトだけである。
土踏まず - Wikipedia

 

たとえヒトであっても、直立二足歩行が出来ない状態では土踏まずは存在しないッ!!!

己の足で立って、はじめてその行為に対してNOというアナーキズム。「自分で稼げば一人で生きてると思ったら大間違いだ!」と諭されているかのようで、さながら迷える子羊を導く羊飼いのよう。

 

酔った勢いとはいえ、「土踏まず」たったひとつの身体のパーツで、これだけのロマンがあるのです。

 

さあ、日ごろ意識しないで生活している土踏まず。もう一度新鮮な視点で見つめ直して、土踏まずに土だけではなくステップを踏ませようじゃありませんか。

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