【iTunes Store 映画#78】県警対組織暴力 - そのドアを開けたらゾンビがいる

iTunes Store映画、鑑賞メモ＃78、『県警対組織暴力』です。

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東映ビデオ (2003-03-21)
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レンタルで初見。

これは傑作！仁義なきオリジナル五部作に1本でどうどうと向き合える作品。

と、言っても監督深作欣二・脚本笠原和夫・主演菅原文太のゴールデントリオなので、そのスペックが遺憾なく発揮された感じ。

もー、出てくるヤツ出てくるヤツ悪いのばかり。地元警察もヤクザも県警も色の違いこそあれ、とにかく悪いｗ暴力団と地元警察の癒着、そして政財界の介入や県警のテコ入れなど、もう組んず解れつの争いです。

その中にも裏切りあり義理ありという幕ノ内状態。

このあたりは、タランティーノの『レザボア・ドッグス』やもっと強引に言えば『シン・シティ』あたりにも通ずるものがある。なので、タランティーノ好き（ファンはもうとっくに観ていますね）やそのあたりの映画に面白みを感じたら、ぜひこのゴツイ名前に引かずに観て欲しい。

『新仁義なき戦いシリーズ』に感じる若干の心地の違いを『県警対組織暴力』は見事に払拭してくれる。