そのドアを開けたらゾンビがいる

わかっているんだけどねぇ〜☆

iTunes Storeで観た映画たち:その7

iTunes Storeで映画を探すのによく使う方法は「字幕版」「日本語吹替版」それぞれで検索して、観てないものを片っ端からチェックする、というのが今のボクの探し方で、そうなると必然的に外れてしまうのが邦画です。

iTunes Storeのカテゴリでタイトルに入っている文字で引っ張らないと、新作がまだ反映されていなかったりするせいかズレがあるので検索で探す癖がついたのですが、邦画だけピックアップするいい方法はないかなぁ、と考えています。

 

というのとは関係なく、割と王道のエンタメ5本の鑑賞メモです。

 

ご注意:「つまらなかった」「オモロかった」をコメントしたり、ストーリーについても言及する場合があります。あくまで個人的な「感想」ですが、ネタバレしている場合もあります。予備知識なども鑑賞前に入れたくないタイプの方はスルーしてください。ちなみに、ボクなら観たいと思っている/いた映画に関しては予備知識を入れずに観るタイプなので、レビューなどは映画を観終わった後に読む派です。

 

 

ベスト・キッド ブルーレイ&DVDセット [Blu-ray]
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レンタルで初見。空手じゃないじゃん!とかそんなことは気にせずに十分楽しめるリメイクとしては大成功な1本。主演がウィル・フレッシュプリンス・スミスのお子さんとかの血筋よりは、体の柔らかさとダンスの上手さにニヤリ。ジャッキーが中高年へと差し掛かった役柄をハリウッドで演じてくれたあたりも嬉しい。ジャッキー自身のアクションはほぼ1シーンのみですが、それでももっと控えめで全体像じゃなく要所要所のキメの美しさを見せるだけくらいでもいいんじゃないかとすら思いました。ストーリーはオリジナル版の『ベスト・キッド』とほぼ同じ流れだけど、知ってても手に汗握っちゃう世代。最後のクレジットにNGシーンを期待してしまったけどありませんでした。

 

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レンタルで初見。正直「どうして・・・」と思ってしまって最後まで距離が縮まらなかった。ロバート・ゼメキス監督がそういう方向に行っていることを知らなかったんだけど、キャストも豪華、題材も重みがある中で、どうしても、どうしても全編CGがチープに見えてしまう…実際の役者さんが演じたものを加工するという意味では『スキャナー・ダークリー』というのを前に観ましたが、あれは個人的な好みも大きいかもしれないけれど、役者さんのオイシイところを増強しているように見えました。今回は残念ながらそうは感じず。変な偏見があるのかなぁ。

 

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字幕版をレンタルで初見。これはコメディー映画です。と自分に注釈を加えないといけないくらいボクもリュック・ベッソン監督は『ニキータ』『レオン』のイメージが強い。『フィフス・エレメント』も結構好きだったんだけどそれは、そこでのミラ・ジョヴォヴィッチの描かれ方が好きだったんだと思う。と、いうことで女性を(少なくとも男性目線からは)魅力的に描くプロとして今回白羽の矢が立ったのはルイーズ・ブルゴワン。劇中でやたらコスプレみたいなことするなぁ、とおもっていたら、自身がファッショナブルな名物お天気お姉さんだったらしい。ファン・サービスかな?とにかく、ジャケットのイメージから『インディー・ジョーンズ』的なものを連想するけれど、ボクにとってはこれはコメディー映画でした。

 

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レンタルで初見。残念ながらテレビドラマシリーズは観たことがないし、名前以外の予備知識がなかったのですが、「デカいこと、ヤローぜ」のキャッチコピーに違わず大味なアクション・ムービーとしてよく出来ている。最近のアクションを観るときには「リアリティーを超えちゃったアクションにどれだけリアリティーの匂いを感じさせるか」が個人的なキーになっていて、この映画はその点では合格点だったと思う。ありえねー!なんだけど、イザとなったらそうするしかないだろう的なハチャメチャ感があります。先入観なく観た立場としては、キャスティングはとても良かったと思うし、リーアム・ニーソンの安定感に加え、ブラッドレイ・クーパーの魅力がしっかり出ている。この人を始めてみたのは同じくiTunes Storeで借りた『ハングオーバー』だが、是非『探偵レミントン・スティール 』のリメイクで主演して欲しいくらいのポスト・ピアース・ブロスナンだと思う。ブロスナン・ラインの役者さんは好きです。日本語吹替もしっかりしていて良かった。

  

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レンタルで初見。大ヒットシリーズというのは数あるけれど、これもその中の一つとしてとても安定感のある「エンターテイメント大作」。でも、痛快で、ドキドキハラハラもあり、ユーモラスで、しかも大掛かり、「あーオモロかった!」という気持ちをサクっと劇場において帰れるようなこういう良いエンターテイメント大作シリーズは、というと結構少ないと思います。そういう意味でとても好きなシリーズであり、バーニー・マックが亡くなりシリーズは継続しないというのがとても残念なのですが、映画界のレッド・ツェッペリンじゃないけど「ワンピースでも欠けたら継続は不可能」という判断を下したオーシャンズ・チームはとても素晴らしいです。ボクはそういうの好きです。