そのドアを開けたらゾンビがいる

わかっているんだけどねぇ〜☆

iTunes Storeで観た映画たち:その6

iTunes Storeで映画を観るようになってから、iTunes Storeに限らず映画自体を観る時間がとても増えて嬉しいやらなんやらですが、いかんせん洋画が多い。

とりあえず、iTunes Store先行のセレクションは続いているので、韓国ものをもっと充実させていただきたいです。『シュリ』とか『JSA』とか『シルミド』また観たいなぁ。

とか言いながら、今回は同主演俳優3本、同監督2本の5本の鑑賞メモです。

 

ご注意:「つまらなかった」「オモロかった」をコメントしたり、ストーリーについても言及する場合があります。あくまで個人的な「感想」ですが、ネタバレしている場合もあります。予備知識なども鑑賞前に入れたくないタイプの方はスルーしてください。ちなみに、ボクなら観たいと思っている/いた映画に関しては予備知識を入れずに観るタイプなので、レビューなどは映画を観終わった後に読む派です。

 

 

シャッター アイランド [DVD]
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レンタルで初見。重厚な雰囲気の映像でしっかり引きこまれました。どうなるんだろう?と思いながらも、最近は苦悩の表情しか観ていないようなディカプリオの演技はなぜか癖になって、みーんな怪しく見えるんだけど、どーなんだろう?どーなんだろう?でエンディング付近でやっぱり?やっぱり?あーやっぱり、でもまだどんでん返っちゃったりする?あ、しないの、と終わります。王道のどんでん返し。ビックリではないんだけど、安心してどんでん返る感じが心地良い。

 

ザ・ビーチ (特別編) [DVD]
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レンタルで初見。公開当時わりと酷評されていたと記憶していて、それが理由でダニー・ボイル監督作ですがずっとパスしていた1本。観終わったあとは「そんなにヒドい?」という印象。iTunes Store映画では結構レオ様(ってもう言わないか)づいていて、『インセプション』『シャッターアイランド』に続いてのレオ様映画ですが、若い頃(中期?)の作品だからか久しぶりにアイドル的笑顔もたっぷりですが、陰と陽でいうと陰の表情が多い最近の作品の合間に観ると、たしかにこどもっぽいので、この笑顔はもう今は封印したのかな?とも思う。どうして酷評されていた(印象が残っている)のかちょっとわからないのですが、自然の島の景色・ビーチ・若者たちの1回きりの夏、と要素を並べると、ロード・ムービーではないかもしれないけれど、ちょっとしたヒッピースタイルなカンジがするので、これはこれで良いと思うんだけどなぁ。音楽もUKものを揃えててより一層そう感じる。サントラ欲しいです。

  

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レンタルで初見。こちらはしっかりと顔が丸くなったデカプリオ。なんかこうやって続くとそんなにデカプリオ・ファンなのか?と自分でも驚くけど、『ロミオ+ジュリエット』はたしかに大好きだけど、それ以外にはそれほど愛着はないです。それでも連続して観れるだけの主演作の多さは流石です。タイトル一文字違いの『ブラック・ダイヤモンド』と間違えそうになりますが、こちらはアフリカの内紛・紛争ダイヤモンドもテーマになっていたりもします。こういうヘヴィーな内容を扱うのはとても難しいと思っていて、デカプリオ・ラインと国際問題に関わるシリアスなラインの2つが並走で同時進行しているような感覚があり、どちらにピントをあわせるかちょっと戸惑ったのも事実。この映画では重くなりすぎず軽くなりすぎずといった印象を受けましたが、少なくともボクにとっては「紛争ダイヤモンド」という事を知るキッカケとなった。ソロモン役のジャイモン・フンスーはとてもカッコ良かった。

 

シックス・センス(買っ得THE1800) [DVD]
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確か2度目か3度目ですがレンタルで。これはネタバレなしで是非観ていただきたいのですが、分かってみたとしてもやっぱりスゴクよく出来ています。この大ヒットでのちのシャマラン監督の「ヒット」という苦労が始まりますが、たぶんこの映画が彼にしてはシンプルすぎたのではないかと思っています。この次の『アンブレイカブル』はまだしもその後の『サイン』はぶっ飛んでると思うし、そのぶっ飛び具合がボクは大好きでたまらないんですが、ヒットには繋がらない。もうこうなったら「ただしいシャマランの楽しみ方講座」みたいなのをNHKかどっかでやって欲しい。シャマラン映画はいつもどこか切なくて悲しくて優しい。

 

アンブレイカブル [DVD]
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今更ながらレンタルで初見。これはもう大傑作!さすがM・ナイト・シャマラン監督!『シックス・センス』に続く作品でライン的にも『シックス・センス』にガツンと来た人でも楽しめる(はず)。『キック・アス』『ディフェンドー』とは違ったアメコミもの(?)として出色の出来。全体を覆う不安定で崩れそうで崩れないバランス感にソワソワさせられっぱなしだし、シャマラン監督の作品ととても相性がいいと個人的には思っているブルース・ウィリスの演技もハマる。最後のほうで色々分かってくると、「うぉー!そうだったのかー!」とか「えーーーーー!!!」とか叫んでしまいます。ホント素晴らしい!ひとつだけ、これは仕方のないことですが、ブルース・ウィリスの吹き替えが野沢那智さんではなく(おそらく)磯部勉さんバージョンでした。野沢さんバージョンで耳が待ち構えていたので始まったときスゴくビックリしちゃったんだけど、野沢・ウィリスはTV版限定のようですし、観ていればそのうち慣れます。野沢・ウィリスと言えば一番好きなのは『ジャッカルの日』のリメイク『ジャッカル』のTV版の野沢さんの声あてです。キャラと声の感じのギャップ萌え。