そのドアを開けたらゾンビがいる

わかっているんだけどねぇ〜☆

ディジュリドゥ練習記:リズムを取る

ボクがディジュリドゥを練習していて、おそらくぶつかるであろう3つ目の壁は「演奏している気になれない」です。(1つ目、2つ目についてはこっちね)

先日のディンカムでのワークショップで哲Jさんに「リズムを取る」ということを教わりました。

沢山の生徒さんに囲まれた本日のレッスン! | Dhapirrk Yirdakimirri! (良質ディジュリドゥあります)

 

これは、まさにボクが求めていたことだったのです!

 

 

綺麗な音を鳴らすための練習はたしかに大切だと思うし、少しずつ出来るようになるとオモロい。良い音で吹けたらスゴク気持ちいいし、基本であり中心だと思います。

なので、自分で吹きながらも唇の形を調整してみたり、喉の感じ、息の出し方などを試行錯誤していきます。

ただ、この練習の一番難しいところは、心が折れないようにすること、だと思っています。だって、ずっとぶおぉぉぉぉぉぉぉんぶおぉぉぉぉぉぉぉん、って吹き続けるわけですから、よほど好きじゃない限りは飽きます。音楽じゃなく筒が吹かれて鳴る音をずっと出してる、って思ったらもう心が折れてる。

ボクは最近、聴いてる音楽の6割以上がディジュリドゥのアルバムだったりする方なので、ディジュリドゥの音を聴いていることは心地良いのですが、自分の下手なディジュの音を聴き続けるのはさすがにシンドイ。

それに、自分が楽器を演奏(練習)している、という気分からどんどん遠ざかってしまう。これはマズイ。

 

そんな時に、リズムを取る、ということを習いました。詳細な話はワークショップに参加してぜひ一緒に練習しましょう!ということで割愛しますが、リズムを取る際に教えてもらった吹き方は割りと基本的な今までも教わっていたもののような気がします。もちろん、それを綺麗に吹くのはまだまだですし、教わった中には結構複雑なパターンもあり、半年くらいかけて攻略するレベルのものらしいのですが、ボクが何より嬉しかったのは、ただ吹くだけじゃなく、リズムを意識して、さらに自分の持っているパターンをリズムに乗せて組み合わせたり組み替えたり、あるいはあたらしくパターンを考えたり、という演奏している感が得られる練習だったこと!

 

WS(ワークショップ)のあとで音楽に合わせて自主練してみたんですが、これがまた楽しい楽しい。ボクのやれることなんて限られているので、手持ちのパターンを、たとえばABCと三つあったとしたら、A→B→C、A→A→C、A→C→B、というようにひたすら組み替え続けてバリエーションみたいなので曲に合わせてみる、ということをやっていました。拍子もいろいろかえてみたり、もう練習がエンドレスリピートです。合わせる曲のバラエティーが富めば富むほど、いろんな組み合わせを考えるから、楽しさも倍増。

 

しかも、リズムパターンを意識して吹いていると、自然と良い音が出かけたとき、悪い音の時っていう音についての意識が敏感になりました。不思議ですが、きっと全部つながっているんですね。

 

ちょっとしたスランプみたいなものから、一気に光が見えたぞ!ディンカムWS、いつもありがとうございます!!!

 

 

今日のディジュ動画:

NIGHT JUNGLE - Live 2004.09.04 ※youtubeより。RSSリーダーでは表示出来ないことがあります。 表示出来ない場合はこちら

 

最近すごく聴いているユニットです。ディジュリドゥは単品だけじゃなく、バンドの中でも十分気持ちイイ、っていうのを実証している数少ないユニットだと思います。

このアルバムは本当に本当に好きだなーッ!!! オススメです。

 

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