そのドアを開けたらゾンビがいる

わかっているんだけどねぇ〜☆

ディジュリドゥ練習記:吹き方の工夫、その2

前回の練習からバタバタしていて時間があいてしまいましたが、久しぶりにじっくり吹いてみました。

今回の課題も、頬を締めるディジュの先に音の意識口の奥の方から息を出す、の3つです。

特に、口の奥の方から息を出す、にポイントをあててやってみました。

 

今回は少しブランクが空いたせいか、はじめはスゴく音が出づらかったです。なかなか唇がうまく振動せずに、余計な力をたくさんかけないとブーという音にならない。でもこれって、もしかしたらディジュが暖まっていないからなのかな?ってふと思ってたら、この記事を思い出した。

きっと乾燥しているディジュに適度な湿度が加わるといいのかもしれない。保湿保湿。女性のお肌みたいです。

 

それはさておき、しばらく吹いていると、ちょっとまた新しい感覚が。

今回は、音を出す時に頬が膨らまなくなってきた構えてから音を出すまでがスムーズになってきた、唇が感じる振動が変わった口の奥からがちょっとわかった気がした、という発見がありました。

構えてから音を出す時、今まではじめに息を強くブッと出してその強さで唇の振動を作り、その後は振動をキープするように勢いを若干弱めて吹いていました。それが今回は練習を開始して15〜30分くらい経過した頃でしょうか、途中の振動をキープするような感じでいきなり吹けるようになった。口が吹くことに慣れてきたのか、ディジュ側が受け入れ態勢(適度な湿度)が出来たのか、ちょっとまだわかりません。

でも、構えてからわりとスムーズに吹き始められ、課題だった「頬を締める」にまた一歩近づいた。これは嬉しい!

 

そして、吹いている時の感触と音色なんですが、頬を絞められるようになったので、その流れで唇をどれだけタイトに閉じられるかやってみていたら、前回のびぃぃぃいいいいいんという固く高い音色が出るようになったんですが、このときにそれほど吐く息の強さも変わっていないし、なにより唇への振動がスゴくつよくなって、唇を強く振動させているというよりは出した音が唇を振動させているような感触を感じました。

音色は前回も出たものに近いんだけど、頬を締めてそれほど強く息を吐かずに強い振動が得られているというのがオモロかったのと、この状態で口の奥の方から息を出すことを意識してみると、口の中の形が広がり気味になり音程が少し下がりました。出てる音の倍音はかなりはっきりと分かる。

逆に唇の締め方を少しゆるくすると音も少し柔らかくなる。

 

これを翌日、同じように練習してみると、今回はなんとしょっぱなからスムーズに音が出た。どうやら口の慣れの問題みたい。でもディジュに準備ができたら音がよくなる、というのもやっぱりありそうな気がする。

以前は口を尖らせてブーっていうような感じで鳴らそうとしていたのですが、今はそっとたばこの煙を吐くような唇の形で吹いているような気がします。ここも大分変わったところかな?

びぃぃぃいいいいいんという感触も大分残したまま、音はもう少ししっかりとしたものになり、ぶぉぉぉぉぉおおおおんという感触と両方がほんの少し使い分けられそうな予感がしてきました。

ちょっとこの楽しい感じを忘れないように、でもまだ初歩の初歩なので、焦らず安定した音をだすこと、なるべく余計な力を抜いていくことを当面の目標にシンプルな練習を続けようと思います。

 

 

今日のディジュ動画:

Ash Dargan RAW in Seattle

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iTunes Storeで買ってよく聴いているアボリジニの血をひくオーストラリアのディジュリドゥ奏者、Ash Darganです。スゴくいい。

 

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