そのドアを開けたらゾンビがいる

わかっているんだけどねぇ〜☆

ポイ練習記:14日目

ポイを練習し始めて、日数にして2週間が経過しました。

今回は、自分の動きの確認用のコンデジを忘れてしまった為、テーマをソックスポイで回す、というのにしてみました。

これがかなりよかった。

ソックスポイは7日目に導入したものの、テールで若干の抵抗をつけてくれ、ボール部とハンドルは紐なので楽にちょうど良い勢いがつく回しやすさと、テールが円を描いてくれる見た目のわかりやすさを持つインフィニットポイをついつい手にしてしまい、あまり練習で積極的に使っていませんでした。

ソックスポイは、その名の通り(踵のない)靴下の中にテニスボールが入っているもので、色々なタイプがあると思いますが、ボクの持っているものは靴下そのもの、という感じで、靴下の端を手で握って回します。インフィニットポイがボール部とハンドルが紐(ベーシックポイはチェーン)なのに対して、こちらは全部が靴下なので、回転させる時に一番、風の抵抗を受けます。インフィニットポイとかベーシックポイはある程度勢いで回すと言う事がしやすいですが、ソックスポイはきちんとした回転を手からポイに伝えてあげないと、すぐに回転がぶれてスピードダウンしたり止まってしまうように感じられます。

 

実際に久しぶりにソックスポイでじっくりやってみると、整体で体の悪い部分をガンガン指摘されるみたいに、苦手な動きやきちんと出来ていない動きに関しては、ポイが「はい、ダメダメ、全然出来てない。こんなんじゃワタシ回れやしないよ。」とでも言いたげなくらい、回転が止まってしまいます。

逆に、そこそこ出来てそうな動きに関しては、凄く少ない力とか動きでもちゃんと回ってくれます。

まずはじめにやってみたのは3ビートウィーブからウィンドミルに入って3ビートに抜ける前回もやった例のルーティンなんですが、バックから右回りターンでウィンドミルに入るのは割と大丈夫そうなんですが、バックから左回りでウィンドミルに入るのは、もうぐだぐだで、入る事すらうまく行かなかったり、ウィンドミルになってもきちんと回せなかったりで、かなりはっきり違いが出ました。特にバックからウィンドミルに入るときの手の上げかたとその時の回転のキープの仕方が全然だめでした。ダメな所が確認出来て、ちょっとマシな例も確認出来たので、これは今後、要復習。

 

次にじっくりやる対象として選んだのはヒップミル・ショルダーミル。特に大の苦手なウォール面の回転、交差してない方の手の返し方の再確認をしたんですが、これもまた、全然出来てない。

以前7日目の練習でも後ろ回しの時、交差していない方の手の返しの確認はしてはいたんですが、ソックスポイでやってみると、まだまだ返しがちゃんと出来てない事がわかります。

改めて動画を確認してみると、後ろ回しの時、交差していない方の手の返しは、ポイが体の内側を通って回り、真下に来るあたりで親指側をぐっと体の内側を通るように後ろに入れると同時にポイも体の後ろ側に回転を入って行きます。後ろの回転に入ったら(この時まだポイの先端は手の先斜め下から上がり出すくらい)、今度は体の外側に向いている小指を体の内側に向けてぐるっとターンをさせながら後ろ回りしているポイの先は背中を通って足下あたりまで来るので、最後に手のひらを上に水をすくうように送ってあげて、ポイの先も次の体の前でのターンに入る感じ。

ちょっと、長いですが、腰の横で地面に向かって8の字を書く感じ、にも近いかもしれません。改めて動画を見てみてください。

Poi Lesson [YUTA] ヒップミルとショルダーミル Hipmill & Shouldermill

この練習に入るには、おそらく、まず前まわりの時に右手が交差しない体の左側に回って行く回転で、(ウィーブではない)手首のひねりに慣れておいてから、逆回転の後ろ回しにして練習すれば、だいぶ練習しやすいな、と思って、左右どちらも同じように前回し、後ろ回し両方練習していて、ふと気づきました。

 

これはローリールの手の返しと同じだろ!?

 

Youtubeに上がっていなかったので、練習がだいぶ後にまわってしまい、前回ようやく練習したローリール。ここにある動画の左手の動きはまさに、後ろ回しの時の交差しない方の手の動きと同じに違いない!その逆で、右手は前回しの時に交差しない手の動きと同じですね。

これに気づく前に、さっきの手首のひねりを両方でだいぶ練習してしまったんですが、ローリールの練習をしてみると、ウォール面の回転・手首の返しとヒップミルの練習に入る為に必要な練習とほぼ同じ事が出来るっぽいです。

これもソックスポイで練習しているので、ウォール面の回転の微調整を確かめながら、手首を返す角度、手首を返した後の回転の微調整だけじゃなく、交差する側の手も体の後ろにポイを持って行くときどれくらい交差した手を体の後ろに差し込むか、回転の微調整、といろいろな事を確認しやすいです。確認しやすい、と言う言葉はちょっと語弊があるかもしれない。ちゃんと出来てない所はポイが回らなくなったり、体にぶつかるので結構すぐわかります。

と、いうことは、ハイリールはショルダーミルの練習に繋がりますよね。

 

・・・これ、リールターンの練習をした時に気づいていたら、7日目のリールターンの練習と一緒にローリール・ハイリールの練習に入り、その後ヒップミル・ショルダーミルに行った方がやりやすかったかもしれません。

でも、遠回りしている分、それぞれの動きの関係性が痛感出来るので、結果オーライ。

ちょっと、ソックスポイでの練習は、この先1週間分くらいは続けて、苦手な動きをどんどん修正して行きたいです。もともとソックスポイで練習している人は、きっとインフィニットポイとかを使ったら、回しやすくてびっくりすると思う。

 

ちなみに、今回はThe Orbのブートレグのライブを聴きながら練習していたので、すごくいい気分だったんですが、今見てみたら、なんとライブ盤出すんですね!こりゃーヤバい!The Orbも去年の来日時にポイを気持ち良さそうに回している人たちがいて、その気持ちよさがようやく少しわかった気がします。

 

ポイに関するエントリーたち

 

 

The BBC Sessions 1989-2001
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The Orb
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