そのドアを開けたらゾンビがいる

わかっているんだけどねぇ〜☆

「KORG DS-10」が届いた。

KORG DS-10(Amazon.co.jp限定販売)以前に予約しておいた「KORG DS-10」が届きました。

ちょっとバタバタしていたので、ほんの少しだけ触ったんですが、これは本当に危険なオモチャ/楽器ですね。

デモモードでほんのちょっとだけ触ってたつもりだったのに、気づいたら余裕で1時間とか経っていました。ちょう怖い!

このソフトは、音楽を作っている/いた人たちはもちろん、クラブ・ミュージックが好きな人、もうちょっと具体的に言うと、基本がループで組み立てられている音楽が好きな人には本当にたまらないんじゃないかな、と思います。

ボクは昔、ハードやソフトのシンセだったりサンプラーだったりシーケンサーだったりをほんの少しかじっていた程度ですが、それでもこういうのを触り出したら、本当に時間を忘れる。ひさしぶりにザ・ワールド の気配を感じて本当に怖かった。

 

これは、いわゆる音ゲーというものとは違って、デモトラック以外はほぼゼロから自分で音やエフェクトやパターンを作っていくので、出来合いのものを組み合わせて遊ぶ、という事とはちょっと違います。そういう意味では、やはりこれは楽器と考えた方がいいと思います。

 

たとえば、電子楽器とかこういうソフトのデモ画像って、あらかじめ演奏が出来る人とか、組んでおいたパターンとかを使って、それを買えばいきなりこんな曲を作れる!っていうものを公開してて、それを観て勢いで買っちゃって、「ハッ!曲を作るにはセンスがいるじゃないか!」とか現実にどかんとぶつかる事って結構あるんじゃないかと思うんですね。(痛てて、耳が...)

この「KORG DS-10」も紛れも無い電子楽器で、そのパターンが思いっきり当てはまるものだと思うんです。たとえば、この動画を観て、「あー、はいはい、なるほど、よくこれをDSに落とし込んだねー」みたいなことを思うか思わないかによって、すごくスタート地点が変わる。

 

 

操作方法は、まあある程度わからなくてもいいと思うんですが、音が、たった1音の所から始まって、音色をいじってパターンを組んで、という事をある程度理解した(できた)上で、こんな動画を観て感動するべきじゃないかな、と思うんです。

 

 

なんか、素人お断り、みたいなことを言っているようですが、決してそうでは無くて、このソフトがどういう性質のものか、というのをちゃんと知った上で、触った方がいいと思うんです。知らないで触ってしまって、「うわ、なんだこれ、全然つかえないじゃんかよ!」みたいな事になるのは、すごく寂しい。

 

逆に言うと、今までやった事も触った事も無いんだけど、シンセサイザーに興味があったり、音を作ったり、音楽を作る、という事に興味を持っている人にとっては、素晴らしいものだと思う。だって、楽器を買おうと思ったら、こんな値段では変えないし、DSで出来るっていうのも持ち運びの面でも手軽です。

このソフトがどういうものなのか、というのとか、どういう可能性があったり、どういう楽しみ方があるのか、っていうのは、この記事を読むといいと思います。

 

スペシャル企画 松武秀樹氏インタビュー | KORG DS-10 | AQ INTERACTIVE

 

で、そういった事をふまえた上で、ワクワクが止まらない人は早く買って睡眠不足になるといいと思います。そういった事を理解できないのにワクワクが止まらない人は、きっとそれ入り口です。開けたら戻れなくなるかもしれませんが、ようこそ!きっともっと音楽が好きになると思う。

 

こんな事を書いているボクも、シンセサイザーの知識がある訳でもないので、ちょっと触ってて、実際にシンセの知識が入りそうな所はスルーしたりしていましたが、なにより触り続けて、音がちょっと変わったり変わらなかったりラジバンダリするのがこわいので、一旦ブレイクしよう、とこのエントリーを書き出したんです。それくらい楽しいし、時間がいくらあっても足りないです。

DSを持ってない人、ゲームも出来るから買っといたらいいと思います。

 

ニンテンドーDS Lite クリムゾン/ブラック
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