そのドアを開けたらゾンビがいる

わかっているんだけどねぇ〜☆

iPhoneの良さをiviewで感じたあ

080724iview.jpgiPhoneを使うようになってから2週間が経とうとしています。

Web上のいろいろな情報を見ていてオモロいなー、とおもうのは、買った人が良い悪いといろんな意見を言うだけではなく、まだ買っていない人、あるいは買おうと思っていない人までiPhoneに対していろいろな意見を言っている事だな、って思ってます。

(初代があったにせよ)いきなり登場して、すっと懐に入る、というか身近な存在になる、あるいは身近な話題のネタになれる、っていうのは、それはそれですごいな、と(良い悪いは別にしても)。

で、ボクはわりと、自分にとって実用的な部分で困ったら困ったなーとか良かったら良かったなー、と感じながら使っているんですが、これはiPhoneだったからやることで、iPhoneじゃなかったら感じなかったオモロさだな、とおもったのがiviewを使っている時に感じました。

 

このAppStoreで無料で入手可能なソフトは、tumblrのdashboardを見る(FFFFound!とかも見れる)、reblogをする、ということだけに特化した(?)ソフト。ボクの使い方は、ただそれだけのアプリケーションで、iviewを使っているときは、裏でiPod(機能)で音楽を聴いたりでもし無い限りは、iPhoneは電話の待ち受け状態とそのソフトだけの存在になります。ただそれだけ

iviewを使っている時にボクが目にする画面はこんな感じです。

iview01.jpg

iview02.jpg

iview03.jpg

 

ボクが操作するのは、せいぜい右下の「Next」ボタンを押すくらい。自分のDashboardの写真がどんどん表示されます。はじめのうちはreblogしようとしてたけど、もうそれもしなくなった。音楽を聴きながら見てるけど、それもiPhoneからでは無く、MacBookやiPod Touchから聴いています。(やっぱりアプリケーションを同時に立ち上げると落ちやすくなる?)

 

それだけなんです、ただパラパラと写真を見てるだけ。雑誌とめくっているよりもさらに情報量としては少ないかもしれない。

なにより、すごいな、と思ったのが、こんないろいろ出来るはずのiPhoneで(もしくはいろいろ出来るはずの携帯で、スマートフォンで)、電話をする・メールをする、という以上にシンプルな「写真を見る」ってだけの事で、すごく楽しめていること。

なんせ、ハードとしてのiPhoneにはボタン(スイッチ)が5個しかないので、このiviewの画面にしてしまうと、操作する(意識する)ボタンは4つだけ。電話やメールをする時の9のキーとかいろんな必要であろうボタンというボタンがなくなってしまう。

ぼーっとしてたら、そのほとんどが画面になってしまうので、このiPhone、ただの写真閲覧用ハードみたいに思えてさえ来ます。

 

iviewの作者の方も、この作業に集中できるよう(?)無駄なものをそぎ落としたんじゃないだろうか、と思うんですが、ソフトの作者がハードとしての操作性をぎりぎりまで削ぎ落とせるって本当にすごいと思うし(そんなものなかなか見ない)、使っている側に余計なことを考えさせずにそのソフトの目的を提供するっていうのもすごいと思います。

ボタンをロックするとかそういう方法じゃなく、視覚的に操作的に無くしてしまう、というのは、何が出来る出来ない、というスタンスとはまた違った、何を(意識)させるさせないという、その物体の存在意義みたいなものを、瞬間的にでも変えてしまえる、すごいことだなー、って思います。

 

まだ、閲覧している時に落ちたりフリーズしたりする確率は高いとは思うけれど、最近しなくなってしまっていた「音楽に乗ったTumblrの楽しみ方」とかに近い感覚でパネルをタッチしてパラパラと写真を見るだけ。それがこんなに楽しい時間になるとは思わなかったし、そういう余計なものをそぎ落とした時間を、わりかし最先端の技術みたいなのが詰まってるようなモノとその特徴を最大限に生かしたソフトウェアに与えられるとは思ってなかったです。

 

それだけでも、やっぱり買って良かったなーって思いました。

 

今日のBGMはこれでした。

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後日談:
iviewの使い方が徐々に変わって来た。

 

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