そのドアを開けたらゾンビがいる

わかっているんだけどねぇ〜☆

『甲野善紀身体操作術』を観た、読んだ

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以前も書きましたが『甲野善紀身体操作術』という本とDVD(映画)がひとつになったアップリンクのDVD選書が届いたので、早速映画を観て本を読みました。

映画は観ている間、ホント笑いっぱなしでした。爆笑です。

たとえば、お笑いとかで僕が好きで本当に爆笑してしまうものは、「その次に何を言うか、何をするかがあまりにも予想とかけ離れていてびっくりしてしまう」というものだと思うんですが、そういう意味では、この映画は本当に爆笑してしまいます。

ドキュメンタリーなので、甲野善紀さんがただ(おそらく)いつもどおりの活動をしている一部をおさめているものだと思いますが、周りにいる、おそらく初めて甲野善紀さんの動きなり技なりを体験したみんなのリアクションが最高にオモロいし、甲野善紀さん自身の動きも、本当にびっくりして思わず爆笑しちゃうんですよ。ラグビー選手たちの表情も、フェンシングの選手のコメントも、それぞれの道をある程度究めている人が子供みたいにびっくりしたり、笑っちゃったり、時にはムキになったり。「意味がわからない!」っていう甲野善紀さんの言うこと、やることの周りにこういう不思議な空間・空気が出来るんですね。

それくらいすごいのに、その普及に関して、特に制限を設けることなく、ご自由にどうぞ、というスタンスを貫き通している甲野善紀さんの技って、身体操作の究極的なオープンソースプログラムですよね。(使えれば)自由に使って、自由にカスタマイズして、そのシチュエーションに最も適した形でやればいい、という。すごいな。

映画の中で、僕が一番印象に残った言葉は、甲野善紀さんが楽団(?)というか、いろいろな楽器のプレイヤーにいろいろと身体の操作について話しをしているときに、気持ちが不愉快になっていれば身体もこわばった状態になるし、気持ちが愉快なら身体もほぐれているでしょう、というような話しをしていてその次に言った言葉です。

身体のほうがそうなれば、それこそ、感情的に不愉快になろうとしてもなれないわけですよね

まさに、その発想はなかったわ、です。先に身体を技術的に操作してリラックス状態に持っていってしまえば、心もリラックスできる(だろう)というのって、本当にすごいな、とおもいました。すごいな、と思ったというか、びっくりした。そして、爆笑した。

身体を操作することを練習していく、ということに、これだというゴールがない状態で黙々と歩き続けていく、ということがこれほどわかりやすく、しかもDVDで観れてしまう、というのは、変な話ですが、この映画を作ることを思いついた藤井謙二郎監督と「DVD選書」というスタイルでモノにしてくれたアップリンクさんに感謝です。

フットバッグやるときとかだけじゃなく、何をするときにも、こういうこと考え出したら、きりがないけど、たのしいなぁ。

「意味がわからない」ことに対して、耐え難い好奇心が生まれてしまう人にお勧めします。


甲野善紀身体操作術 甲野善紀身体操作術

出演: 甲野善紀 監督: 藤井謙二郎

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