そのドアを開けたらゾンビがいる

わかっているんだけどねぇ〜☆

Apple Musicのプレイリストで自由が丘ラジオというプログラムをはじめました、そのほか経緯など。

Apple Music をご利用の方、ぜひ聴いてみてください。10曲1時間とそれなりにコンパクトにとどめておきました。『Jazz The New Chapter』と関連の情報から知った新しめの世代のJazzの中でもメローなものをピックアップしてみました。

 

本題よりも長い蛇足

そもそもこれをはじめてみるキッカケは、Apple Music 利用開始時よりずっともやもやしていた運用方法をちょっと変えてみたことでした。

それまでは一つのiTunes(母艦)とiPhoneを同期させて、コンピュータに保存しているCDなどから取り込んだ音楽ファイルをiPhoneと同期する運用方法にApple Musicが追加された状態だったので、Apple MusicとiOSの不具合に起因するプレイリストの破壊で母艦の音楽ファイルが無くなることを恐れてiCloudミュージックライブラリ*1はMac、iPhoneともにオフ必須で使っていました。

ただ、Apple Musicへの依存度が日に日に高くなり、今ではiPhone、AppleTV、たまにMacのiTunesと利用するデバイスも3つに増えて、それぞれのデバイスで聴きたかった曲をストックする方法が異なってきました。

iPhoneとMacでは専用のツイッターアカウントを作ってそのリンクをクリックすることでアルバムなりアーティストにたどり着く方法*2。ちょっと探しづらいというのはもう目をつむって「最近聴いてるもの」くらいの感じでアクセスしてたのでまあまあOKです。

ここで問題になるのはAppleTVで、これだとAppleTVではそのツイッターアカウントにアクセス出来ません。

ただ、AppleTVはiPhoneのようにiTunesと同期して音楽ファイルをハード内に保存しているわけではないので、iCloudミュージックライブラリをオンにして聴きたいアルバムや曲はAppleTVのミュージックライブラリに保存*3し、それにアクセスします。

そうすると聴きたいアルバムをストックするために、iPhoneでのストックとAppleTVのストックは別々に行われ、使用時間の長いiPhoneのストックは後でまとめてAppleTVに手動でストックしなおすという、けっこう面倒くさい2重作業をしばらくしていました。

また、ネットワーク接続が発生するApple Musicで聴きたいものが増えてくると当然ですが、オフラインでも(iPhoneにダウンロードしておいて)聴けるようにしておきたくなり*4、その量/頻度が音楽ファイルとしてiPhoneに保存してあるCDなどからインポートした音源を上回ってきたタイミングで運用方法を変えることに。

 

まずiPhoneとAppleTVですが、iPhone側は母艦であるMacのiTunesの音楽ファイルを同期せず*5、iPhone内のミュージックを空っぽにした状態でiCloudミュージックライブラリをオンにします。これで元々AppleTVが使っていたiCloudミュージックライブラリと同期され、iPhoneとAppleTVのミュージックライブラリが同じになります。とうぜんAppleTVでミュージックライブラリに保存していたアルバムも読めるのでこの中からオフラインでも聴きたいものをダウンロードしまくりました。

また、MacのiTunesはOptionキーを押しながら起動することで複数の設定ファイルから任意のものを選んで起動でき、起動時の切り替えでそれぞれiTunes内のライブラリの内容が(設定ファイルによって)違う、という運用が可能です。今回はそれを利用して、メイン設定(母艦)とは別にApple Music用設定を作りました。なんてことない、ライブラリが空のiTunesです。これは主にiCloudミュージックライブラリの整理をするときに使います。一定量を超えると、聴かなくなったアルバムをまとめてミュージックライブラリから削除したり、プレイリストのまとめた整理はやはりMac上でやるほうが楽ですしね。

なお、iPhoneの同期した音楽データは消したくないけれどApple Musicのプレイリストだけ作りたい、って人はこの設定を分けiCloudミュージックライブラリをオンにしたApple Music用設定で起動したiTunesでApple Musicの曲の中からプレイリストを作って共有すれば、プレイリスト共有だけはできるんじゃないですかね?私はまだ実際に試してはないのでやってみる方はどこかのなんかのデータが消えた!みたいにならないように気をつけてくださいね。

 

これでようやくApple Music本来のメリットを享受できるようになりました。使ってみるとやはり♡マークをiPhone上で振り返れないのは使いづらかったので、複数プレイリストを作って♡マークをつけたものをどんどん入れていく、というのをやってみたらちょっと良かった。複数のプレイリストはブックマークにおけるタグのような役割です。

それがけっこう溜まったのでせっかくなら公開してみようと思いましたが、量が多すぎるので削って削って10曲・約1時間を1セットとすることにしました。それが冒頭のプレイリストです。今後も溜まったらリリース、みたいにできたらいいなとぼんやり考えています。気軽な感じで。

 

これらはけっしてすべてが解決するわけではない暫定案で、Macに保存してあるApple Musicには無い音源を今回はすべて諦める、という方法を取っています。そもそもMacの中の音楽ファイルの量が多すぎてそれがすべてiCloudミュージックライブラリに同期されてしまう*6とiPhoneやAppleTVなどのUIでは異常に使いにくくなるため、iCloudミュージックライブラリとiTunesの同期の際、任意のプレイリストだけ同期するなどの運用が簡単に元ファイルを壊したりなくしたりすることなく安全にできるようになったら、また改めて運用方法を考えます。

iTunesとiPhoneのミュージックの同期のように、iTunesとiCloudミュージックライブラリも同期できると良いんですけどね。ホントは出来るのかな?

 

 

Jazz The New Chapter~ロバート・グラスパーから広がる現代ジャズの地平 (シンコー・ミュージックMOOK)

Jazz The New Chapter~ロバート・グラスパーから広がる現代ジャズの地平 (シンコー・ミュージックMOOK)

 
Jazz The New Chapter 2 (シンコー・ミュージックMOOK)

Jazz The New Chapter 2 (シンコー・ミュージックMOOK)

 
Jazz The New Chapter 3 (シンコー・ミュージックMOOK)

Jazz The New Chapter 3 (シンコー・ミュージックMOOK)

 

 

*1:iCloud上にミュージックライブラリを保存し、デバイス間で共有出来る便利なもの

*2:

dubstronica.hatenablog.com

*3:感覚的にはブックマークに近く、ハードにファイルを保存しているのは無い模様。

*4:何も問題がおきなければ本来それがかなりの売り機能なはず

*5:ミュージックの同期をオフにしてしまう。

*6:iTunesの内の曲数は、そもそもアップ出来る曲の上限は超えている