この夏いちばん愛すべき映画なんじゃないかなとすら思ってしまうタイトルの映画『ゾンビーバー』を初日に観に行ってきました。
公式サイトや予告の情報、映画を観に行こうと思っているのであれば以下に紹介していく公式サイト・予告・インタビューなどは映画を観終わった後の楽しみにとっておいて事前には見ないでおいたほうが良いと思います。私は見ずに劇場に向かいました。
※実際は字幕です。この吹き替え版もTVっぽくて観たい…
オープニングからゾンビものとして超正統派な展開に期待が高まり、タイトル自体が出落ちみたいな映画なのにも関わらず、そのタイトルに対して抱く期待はしっかり受け止めるだけでなくて、後半はそこを上回る“ネタバレしたくないイベント”まで発生させた上に、77分という上映時間も絶妙で、バランス感覚が本当に見事な深夜ノリB級ゾンビ映画だと思います。
「例の歌」も最高でサントラ欲しくなっちゃうから末恐ろしい。
新宿武蔵野館は初日立ち見も出て、好きそうな人たちが集まっているのも良かったし、最後に自然発生した拍手が全てを物語っていたと思います。
ホラー映画に対する愛情みたいなものは観ればしっかり伝わってくると思っていますが、タイトルに隠された“意味”など、監督のインタビューもオモロかった。
オマージュを向けられている元ネタなどを知らなくても、ちゃんとジャンルとしてのホラー映画の軽さ・おバカな感じの徹底具合がスゴいのでアタマを空っぽにして楽しめる。ポップコーンを食べてゲラゲラ笑おう!みたいなノリが楽しめる良い映画だと思います。
で、事前に知ってはいたものの、そこまでではないだろうとスルーするつもりだったTシャツを買ってしまった。
『ゾンビーバー』がオモロかったかどうかはこれで伝わるのでは無いだろうか? #ゾンビーバー
吹き替え版を映画館で観たい。やってくれるなら2回目行きたいです。そういうポップなゾンビ映画でした。